心が軽くなる

連休は家族で近場キャンプ。

ここ数年、赤ちゃん連れキャンプをしてきたけれど、長男8歳、長女5歳、末っ子も3歳になり随分楽なキャンプになったと感動していた。

ところで8歳の長男は毎回テント設営にそれほど興味がない。
機械やら釘やら好きな男子だし、お父さんの手伝いも楽しんでするだろうと「私が」勝手に決めつけては
手伝うどころか自分の遊びに夢中になっている息子に私はイラついていた。

今回、5歳の娘がテント設営やら何やらと手伝ってくれることが多く、そんな娘の姿をきっかけに

子ども達3人のそれぞれの様子を見回すと
元々みんなそれぞれで良かったはずなんだ、とまた1つ拘りを手放せた。

女だから男だから、女性ベーシストだからどう、妊婦さんだからステージに上がるのは相応しくない、母親なのに夜の演奏&打ち上げに出れるなんて家で待っている旦那さん素晴らしい、
今までにそういう社会的な決めつけ視線に対して夫婦や音楽仲間で乗り越えてきたつもりだったのに
(男女には性差があり、場合によっては各々適性がある事は大前提)

そんな私がまんまと
長男はテント設営を喜んで手伝うだろう、と型にはめようとしていた。(他にもたくさんある)

それもこれも、子どもたちが成長して
親である私に余裕ができたことで
心から手放せた感情だと思う。

とたんにマイペースな長男が愛おしくなり、
晩ご飯のサラダ作ってくれない?と
軽く声をかけると
「サラダのアイデア湧いてきたあー!」と喜んで一皿作ってくれた。
京都静原のmilletさんのハーブソルトで仕上げる。長男のサラダ美味しかった!

私の拘り?
「キャンプは家族で楽しもう」
準備も片付けも大人だけがやるのではなく、子どもたちも彼らなりに参加して欲しいこと。
大人がお膳立てするだけの子どももてなしキャンプなんて嫌なのよ!という気持ちを冷静に認識すること。
その上で個々のやりたい事を認める。
手伝って欲しい時はシンプルにやってほしいことを伝えれば済むだけなんだ。

子供が小さい頃は命を守るので精一杯で常に気が休まらない。なのに上の子に色々楽しんでほしくてお出かけやキャンプをやってきた。
その結果、私自身いつも疲れていて、社会の目や身近な環境の目を気にしている時期もあった。(長男一人育児の頃まで)

「周りの目が気になる」を手放せるようになった3人育児中の現在でも

私の中にある決めつけ、そこから生まれる相手への期待、叶わなかった時の悲しみ(からのイライラ)
もっともっと手放して透明くらいになりたいものだ!

家族も友人も仲間も
基本は同じ。相手を信じて認めると
その先にはとても軽い心の世界が広がっている。

長々と書きましたが、このことは
子ども達がお世話になっている「どろんこ園」でずっと教えてもらってきたこと。

浴びてきた言葉が自身の体験となった時、
ものすごい説得力となって腹落ちする。

時間がかかるけど、悩んでもがき、人に知られたくない恥ずかしい感情や思考をも話せる仲間がいて、夫は向き合ってくれて、、、
そうこうしているうちに子供が成長していて

ある日、はっ!と見える。

街のジャズストリートの皆さんの楽しそうなSNS投稿を見ながら、いいねーっておもいなから
私も家族との大切な時間を過ごせてチャージしました。
私もそろそろ演奏します!よかったら聴きに来てください!

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