2020 CBC賞 回顧

まずは勝ち馬のラブカンプーについてですが、軽量51kgでマイペース逃げがハマった競馬でしたね。そもそもグランドロワが逃げると思っていたのでその時点でほぼ馬券はハズレが確定してました。前走が新潟1000直だったのも、スタートダッシュがきいた要因でしょうね。斎藤新ジョッキーも昨年のデビュー年はなかなか見所のある騎乗も多かったですし、重賞初制覇も納得の騎乗でした。しかし人気の盲点でした。牝馬は一旦調子を崩すとなかなか復活しないことが多いですからね。終わってしまった馬という固定観念がありましたね。とにかく行ききれたことと今の阪神のパワーのいる前残りの馬場も合いました。

2着アンヴァルも人気の盲点でした。この馬も近走は惨敗続きでしたが、夏場に調子を上げるタイプかも。ロードカナロア産駒は変わり身注意という情報も事前に聞いていたのですが、馬券検討時には完全に頭になかったです。次走はある程度人気するかもですが好走はしそうですね。

3着レッドアンシェルは昨年の勝ち馬ですが競馬場から違いますので全然別の競馬です。屈腱炎休養明け後は中々厳しい成績でしたが、ここに来て調教状況を見ても復調していたのだと思います。福永ジョッキーも継続騎乗していたのも陣営が諦めていない証拠ですね。しかし屈腱炎という爆弾を抱えている馬は、毎回が勝負だと思っています。軸には向きませんが今後もヒモでは買っておいた方がいいタイプの馬でしょう。

4着タイセイアベニールは馬群を割って最後伸びてきました。GIIIクラスなら今後も安定しそうです。これまで好走は良馬場によっていましたが、今回は血統背景どおりパワーがいる稍重馬場もこなせました。

5着エイシンデネブは後方から追い込みましたが前残り展開もあり掲示板が精一杯でした。ペースと馬場次第ではということもありますが重賞ではワンパンチ足りない印象でした。

6着ノーワン、7着アウィルアウェイも最後方からの競馬で流石に末脚を伸ばしましたが馬券圏内は遠かったです。今日は追い込み馬には出番なし。ただ追い込み馬は、いつハマるかわからないので買い時が難しいです。

8着グランドロワはスタートで半馬身出遅れましたが致命的でしたね。アンヴァルやロケットに前に入られると後は後方に退くばかりでした。今後も重賞では厳しいでしょうね。OP特別を単騎逃げできそうなときに狙いましょう。

9着ジョイフルは直線手応えよく伸びそうで止まりました。重馬場適性はあるのですが差し馬有利の展開じゃないと難しいのかも。

10着ロケットはまだ重賞では能力足りてなく、少なくとも1200mは向かないのですかね。しかし実績に対して人気しすぎでした。

12着クリノガウディーは1人気を裏切っての敗戦。阪神は朝日杯での好走ありますが、マイルの方がいいかもです。そもそもここをメイチに仕上げてくるとは思っていませんでした。陣営は次のセントウルSの方を目標にしているとの情報もありました。


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