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雑文 #32

今週は、夜は本を読んだり映画を観たりして過ごそうと思って、夜をのんびり過ごしている。

物語は刺激になり、私は映画にしろ小説にしろ「おはなし」が好きなんだなぁと思う。

しかし出掛けないと煮詰まる。
たまに外の空気は必要だ。

Turntable Filmsの新譜『Small Town Talk』を聴いている。
爽やかで、爽やかさの中にも確かな切なさがあり心がギュッとなる。

田中宗一郎氏が言っていた、「タンテは過小評価されすぎている」という言葉に大いに同意する。
世の中に、過大評価されすぎているものは数多とあるというのに。

''Subtle Control”の名前で登録されている、Turntable Filmsの井上陽介さんのアカウント?が、noteにある。

私にしたら、びっくりするほど読者(あるいはリスナー)の反応が少ない。
他方で、Instagramを見ているとくだらない投稿に何百、何千の「いいね」が付いたりしている。
あれって何なんだろう。どうやったら千のいいねがもらえるのか?
仕事の宣伝用に活用し始めたけど、私には全然だ。

売りかたが、上手くないんだろうなぁと思う。
売り込みかた次第なのだ。現代は。悲しいことに。

私は芸術の底力を信じる。

その物語を、主体性を強さを、魂を普遍性を。

私の心の澱を拾ってくれるものとそんな気概のないものとの間には、はっきりとした隔たりがあるのだ。

薄っぺらいものが売れまくって忘れ去られてく。
その間心ある本物が、ささやかに少人数に受け入れられ、後世に伝えられていくのだ。

自然の風景や感情のゆらぎを作品に反映するのだ。正直に。
受けるか受けないかばかり考えてるものは、魂胆がわかってしまうよ。


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