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雑文 #19

益子で買った箸、おろした。

いろんなところに行きたい。行けない。
すごく世知辛いことを敢えて言おう。お金がないことがつらい。
大人になるまで(成人し大学を卒業し就職し、ある程度の大人としての認識ができるまで)お金に苦労したことがなかった甘ちゃんなので、いま、そういう意味でとてもしんどい。

一人で何にもできなくて(行動はできる。一人旅だってカウンターだけのバーや寿司屋やラーメン屋に入ることだってちっとも厭わない。経済的に自立できていないから好きにできないのである)、本当にもどかしい。自分のせいだからより一層。

未来はどうなるんだろう。

いつまでもこのままでいい それは嘘 間違ってる

いつまでもこのままでいいなんて確実に間違ってる、ってことだけがいまわかっているだけ。

どうすればいい?

実はわかっているけど自信がないのだ。

悔しくてもどかしくて、自分をきらいになりそうだ。

こうして文章をダダ流すのも今年限りぐらいでやめようかとぼちぼち思う。
どうやら、調子の悪いときほど書きたいのかもしれないからどうしても暗澹とした日記になってしまう。

山に登って山頂でカップラーメンを食べたいな。
登る体力もなけりゃ、そんな小さな財力すらないんだけどね。
情けない。
やはりお金がなきゃ幸せになれないのかもなあ。私みたいに、いろいろとこれまで失敗した人はね。
他のこの辺の田舎の人たちがやっているように、「それ相応」でやっていけないから。知的好奇心やいろいろと体験したい気持ちがパンクしてしまう。大人しく日常に懐柔されることができない。贅沢ものだ。

「食べていけりゃいいじゃないの」って、ひきこもりの友達が言った。
私はそうは思わないのだ。飽き足らない。欲張りなのだ。欲をエネルギーに替える、それしかない。

それしかないんだ。

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