雑文 #38
いやな年末感だ。
確か、去年もいやだったし、一昨年においては子猫の菜々が私の膝の上で亡くなったし、昔のことを思い出してもつらい記憶しか出てこない。
早く年が明ければいいのに、とばかり思っています。
20日くらいから加速度的に無気力になっていって、いままで暖冬だったのが急に寒さがドカンと来てさらに身に堪える。
今年を振り返るの好きじゃないし(ライブの思い返しだけは好きだから、ひとつひとつ思い出しています)、いやなニュースは目に付くし、テレビなんか長時間見るもんじゃないね。
それでも年末はちょっとおもしろいお笑い番組とかあって、笑わせてもらったけど。
でも得ることないからテレビに時間使うのやめた!
たぶん音楽と読書のほうがずっと身のためになる。
毎年思ってる気がするから、常に私は自分に満足していないんだろう。
毎年「変わりたい」と思う。
これまでと違うのは、いままでは過去の出来事や自分の行動、周りの言動や環境、自分の不健康、などに責任を押しつけてきたような気がするけど、いま思うのは、「いまの私が悪い」んじゃないかと。
いまの私を変えられるのは、過去の私でもなく未来の私でもなく、いまの私なのです。
当然だけど。
どんなに落ち込んでもとりあえず、諦めないでおこうと思います。
ベートーヴェンの「第九」を聴いている。コンサートとか行けないからCDでね。
いろんな想像力が膨らむ。美しい。たまにドキリとする。ティンパニの音がとくに。
「歓喜の歌」はやはり感動的だ。ものすごーーくメロディアスだ。
全然詳しくないんだけど、管弦楽は落ち着く。
やはり中学生のとき聴いていた(演奏も下手ながらしていた)から馴染みがあるのかも。
それにもしかしたら、ドイツやオーストリアなら、やはり気候はここと似ているんじゃないかなぁ。
厳しい冬を耐え、春を待つの。
「歓喜の歌」は春が来ることの歓びなんではないの?
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