雑文 #10
夏だ。
夏だ夏だ夏だ。
蝉は鳴くし、太陽は照りつけるし、高校球児はがんばっている。
今年とくに多いように感じる蚊にはやたら刺されるし、汗はかくし、とにかく日本の夏だ。
サンフジンズのライブのために仙台に行きました。
最終のバス時間が早すぎて仙台はいつも泊まりです。
ええ、いつもライブのために行っています。おかげで街には少しずつ詳しくなってきています。
とは言えまだ魅力の底力を発見していない気がする仙台。
私はライブ翌日は市内観光しようと思っていました。
思っていて、仙台に近いツイッターのフォロワーさん方にいろいろ情報をいただいていたのに…
暑さに弱くて仙台rensaのあの長い階段で開場を待っていられないと踏んだ私は、ライブの直前まで近くのビジネスホテルでウダウダしておりました。
(秋田商業×龍谷の試合を観ながら。秋田商業のピッチャーいいなと思いながら)
そんなとき、点けてたテレビに流れるニュースがやたら震災関係。
そう言えばここは宮城だし明日は11日だった。
ひらめいた!
明日、石巻に行こうと。
仙石線にも乗りたかったんだ。
そしてサンフジンズのライブの楽しさを浴びました。
3人がめちゃめちゃ楽しそう!で、私にも楽しさがうつります。
好きな3人(しかもとくに好きな人たち)がバンドを組んでいるのです。すごいよ。
「富士夫人」で心の何かが洗浄されました。視界が広がって、くよくよするこたぁないよと言われてるみたいでした。
いゃあ、仙台ライブは盛り上がりましたよ。ステージの楽しさ自分の楽しさ観客の楽しさが混ざりあって楽しさの連鎖です。
岸田くんよう喋ってたなあ…
で、弁舌滑らかなジューイ・ラモーン、MCで「今日ケン・シューイ(伊藤大地くん)と塩釜でお寿司食べた」と言っていました。
私は地理がわかっていなくて、塩釜って石巻の向こうだと思っていたんだけど、調べたら仙台寄りでした。
電車で30分程度。よく考えたらのんびり石巻に行っている時間がないので、急遽塩釜へ行くことにしました。
そこで食べたマグロの美味しかったこと!
漁獲量日本一なのだそうです。
そしてその日は大漁だったんだって。
短時間のうちに私が話した方々(お寿司屋さん、タクシーの運転手さん、道を訊いた工事の人、お土産屋さん…)はみんな元気で親切で、私はパワーをもらいました。
「がんばってください」って思うけど言えなくて、でも最後に話したタクシーの運転手さんに降りるとき小銭を受け取りながら「どうも〜がんばってくださいね」と言ったら「はい!またね〜」って言われて駅で私は号泣した。
私はくじけてばかりだ。
私はバカみたいだ。
私は弱い。
塩釜の海もほんとはまだちゃんと見られなかった。
私は負けたくない。
何に負けたくないのかよくわからないけれど、私は乗り越える。
って、強く思って、翌日私に変化がありました。
私は変わらないままに変わってやる。
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