宗教
私が小2か3くらいから母がある宗教にはまりました。
週に何度か「兄弟」と言われる人が聖書を教えに来ました。
男性は兄弟、女性は姉妹と呼び合う宗教です。
母はその人が来ると嬉しそうにウキウキしていました。
学ぶ時間がおわるとお茶タイムで、ケーキがだされお喋りするのが
子どもとしては楽しかったです。
何よりも母が笑っている。楽しそうにしていることで
その宗教がどうのは考えませんでした。
母が笑顔になるなら正しい。
大きな大会や、毎週の集会、伝道につれていかれました。
正直、つまらないです。
でもちょっとでもじっとしていなかったら怒られます。
その宗教では子どもに対して容赦なく叱ることが美徳、
たとえ他人の子でも叱り静かにさせることが善しとされていました。
ひたすら静かに耐えました。
父はそんな宗教に大反対でした。
父母のけんかが絶えませんでした。
私は母が好きでしたから、味方をしました。
ノアの箱舟とかモーゼとか世の終わりなんて
どうでもよかった。
友達の誕生会もイベントも一切ダメなので
変な親の子という目でみられても
大丈夫でした。
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