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東京日本橋、ヒナタノオトへ

日本橋にあるヒナタノオトさんへ行ってきました。
日帰り東京です。作品をいくつか置いていただいているので、ご挨拶もかねて行ってきました。

お店の外観です

中の撮影はできませんでしたので、外からの雰囲気のみ。
クリスマスとお正月準備に、よい品々が並べられていました。
私の作品は、「クリスマスに工芸を灯して」という企画で陶器のほかにも、テキスタイルやオブジェ、装身具(アクセサリーとかも含めてこう呼ぶみたい)などなど種々並びます。
冬の寒さが辛い日々ですが、それも逆に楽しんで過ごせそうな物たちでした。

ここからごはん日記
ヒナタノオトの近くの洋食屋ラグーっていう店で、カニクリームコロッケとハンバーグのランチをいただきました。
写真がなかったので、めっちゃ多いかもな…と思いながら、後ろに座っていた若家族の細目のお父さんが頼んでいたので、いけるな。と思って頼みました。
めっちゃちょうどいいサイズ!

輝く衣、溢れる肉汁

正解でした。こちらのプレートに、スープ(ちゃんと玉ねぎ炒めてしっかり作ってある)とサラダとライス付きでした。
次に日本橋来た時ももう一回行きたい。

お隣の年配の男性がおひとりで、サッと座って「チキンライス」って頼んで、単品で。食べてサッと帰っていったのですよ。おそらく常連さん。
セーターの色が鮮やかで、身ぎれいで、かっこよかった。

帰りは新幹線で崎陽軒のシウマイ弁当でした。
もう醤油さしの入ってるのは売ってないのでしょうか。これだけのボリュームで980円はとってもお得でよいですね。味濃いので、ごはんとおかずのバランスがギリギリでした。でもぎりぎりってことは丁度よかったのかな。


ご存じですね

ヒナタノオトでほかの作家さん方ともちょうどご一緒できて、しっかりお話ししたので、美術館1個だけしか寄れませんでした。
東京ステーションギャラリーでの展示です。

ほとけさんたち

東北で祀られていた仏像や阿修羅像や。


ここからはかつてのお話。
どこだったかな、京都のお寺で「仏像は彫刻作品ではありません」と張り紙がなされていました。
浪人のころに美研の研修旅行で行ったところだったので、正に彫刻として観ようとしていたのです。ギャフン!となりました。
じろじろと360度、時間をかけて鑑賞して、信仰心のかけらもなく長居する迷惑参拝者が多かったのかもしれないですね。

そりゃそうだ。信仰、祈りの対象で、災害による被害だとか、水子供養だったりとか弔いの本来の目的があったりするわけです。
でも実際きれいに、かっこよく造られてるから鑑賞しちゃう。
彫師みたいな人が職業としてあって、名前が裏にあったり、作風がとか、発見された場所がとかで作者が特定されて美術館や博物館で展示されたりしちゃってるから彫刻として観てしまう。

ここから今回の展覧会の話。
今回のはマジの無名の。普段百姓やってるけど、必要だったので作ったという感じで。
近親の弔いとか、地域の祈りの場のために造られたもので。
背景から造られるものがあって、文化の発展が遅れる田舎、小さな世界で生まれた仏さん方。
おもしろかったです。

20年前のギャフン体験が今回の展覧会で回収された感じでした。

ヒナタノオトでの展示は12月24日(日)までです。
是非ご覧ください🎄

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