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自己啓発本と私

自己啓発本に疑問を持ったのは小学6年生の時だった。初めて「自己啓発」という文字をみて、“自分で考えを導いてあげる的な意味?”と思って手に取った。中はお偉い社長が勝ち組人生になる方法を教えてくれていた。“おじさんが!!他者が!!!!導いてるじゃん!違う!”と自分より偉い本屋さんの間違えを見つけてわくわくした。

今、社会人になって自己啓発本のコーナーに入るとキョドキョドする大人になった。社会的に認められるために努力できることは正しいからだ。私はできない。今も、「本屋さんの間違いなのでは?」と思って自己啓発本パワーを浴びで跳ねる心臓を沈めている。

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