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母さんねこのお教室の続き

「さぁ、そろそろ子ども達に狩りとジャンプも教えなくちゃ🐈 」
2,3日前にトイレの使い方を子猫達に教えた母さんねこはそう思ったようです☺️



我が家の前は日本大学津田沼校舎でした。今でこそ綺麗な門扉塀に囲まれていますけど母さんねこが子育ての時代の塀は草が生い茂った土手の上に垣根があるだけでした。

戦争中は騎兵連隊だったそうです。そのせいか桜の木が多く、お花見の頃は一般公開します。

そんな環境でしたから母さんねこは虫には事欠きません😁


ある日の夜に近い夕方、子猫達は遊び疲れて夕飯までの一時をみんなで丸くなって寝ていました。

其処に母さんは虫を咥えてやってきました。
その虫を子猫の前に落とし、また捕まえます。
これを3度位繰り返し子猫達に見せようとします。

が(((・・;)

子猫達は目を醒ましませんでした。
最後に母さんは虫に逃げられてしまいました😆

「😵💨 困った子達ねぇ」と思ったでしょうか?


私が見たのはこの時だけでしたが、きっと母さんねこは根気良く教えたのでしょうね☺️


ジャンプを教えていたのを見たのはお隣さんでした。
母さんが先にとなりの屋根に跳び移り子猫達を呼んでいたそうです。


きっと、もっともっと私達の知らないところで猫社会と人間社会で生きていけるようにいろんな事を教えているのでしょうね。



かなり前のテレビのワイドショーで視聴者が番組のテーマについて意見発表ができるものがありました。その時のテーマは忘れましたが、きっと教育関連だったのではないでしょうか?

一人の女性が「教育できるのは人間だけですから!」と鼻を膨らませて言っていました。

とっさに「この人の子どもはなんて可哀想なんだろう❗」と思いました😢

 こんな扁平な考え方ではね🤔

人間の教育は人間として生きていくためのものです。
猫の教育は猫として、犬の教育は犬としてその社会で生きて行くために母さん達が教えます。

地球上の生き物の頂点に立つ人間はそれらをひっくるめて守らなくてはいけません。

私の 父は無宗教で亡くなった時、お寺さんは何処にしようか迷いましたが、あるご縁のあるお寺にしました。其処はもろもろ高かった(戒名等)のですが、そのお寺さんにしようと思ったのは先代のご住職が「人間は小さきもの、よわきものを守らなくてはいけません」とおっしゃっていたからです☺️


犬猫との暮らしは楽しく思い出話は沢山あります。

私の思い出にお付き合い下さって有り難うございます。

またいらして頂けると嬉しいです🙇


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