そうは言っても、トシソウオウ

去年数ヶ月だけど専門学校の学生に戻った私。
同じ年のひとより若いひとたちが多数の環境で、年齢に関係なく「クラスメイト」として接してくれるから、自分は30代!と言い切りたいくらいな気持ちで過ごしていた。(実際はプラス両手が二組以上)

その感覚のまんま肺がんの手術、抗がん剤治療で数ヶ月入院し、入院中も自分より年下の看護師さんたちと女子トークして大笑いして実年齢を忘れてしまうくらいだった。(最近の俳優の話題には無口になったけど)

今もずっと実年齢の感覚が無い…。
ある意味「ヤバいおばさん」かも^^;

そんな私も、
7月頃から、急に全身が熱くなり、気づいたら手の甲にまで汗粒。恥ずかしいけれどアウターのパンツ、ブラウス、下着が汗で肌にべったり張り付いて離れない。そして数分後に波がさぁ〜と引くように体温が下がって寒いくらい。

きたきたきたきたぁ…ホットフラッシュ!

それだけでなく朝起きた時に両指第二関節の強張りも出てきた。リウマチを疑いリウマチ専門医院に行ったら更年期の症状のひとつだと。

でも思い返せば一時期、時々首の後ろが熱くなるなぁと思っていた。しかし肺がんが見つかる一年前くらいからその症状が消えていた。

がん細胞と更年期障害って何か関係あるのかしら?

手術して再発したけど、今飲んでいる分子標的薬タグリッソを飲み始めてひと月たった頃からこの所謂完全な「更年期」の症状が出たした。

タグリッソを飲み始めてひと月後のCTではたくさん有ったがん細胞たちが殆ど見えなくなっていた。

がん細胞が静かになった途端に更年期の症状がこれからは自分たちの出番だ、そして私に年齢を思い知れと言わんばかりに出てきて…。

更年期の症状はちょっと腹立たしいけど、がんになっても、健康体の時と変わらない症状が出始めたんだ…とよく分からない安心感、

を感じました。

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