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プロキオンS予想Part1

記念すべき競馬予想初投稿です👏
よろしくお願いします!!

・はじめに
今回競馬予想をノートで投稿しようと思った経緯は予想を言語化することで勝っても負けても回顧をより楽しむことができるのではないか?
そして予想をしながら自分自身の競馬の勉強に役立てていきたいからという完全なる自己満のためにです(笑)

参考になる程の大した予想はできません。予想下手、馬券下手の必死な足掻きを温かく見守ってください😇

Part1では枠順発表前に枠のバイアスがない状態でコースのおさらいから全頭評価までやっていきたいです。Step1〜Step3まであります👍


Step1 コースを紐解く

まずは今回の舞台である小倉1700Mをおさらいしていきます。

①最後の直線が短いため先行争いは激化する。
コーナーまでの300-500の区間はスピードが上がる傾向にあり。コーナーはスピードが落ちるが向正面は12秒前後を淡々と進んでいき弛まない。そのスピードのままラストスパートで上がりがかかる。まずはこのテンの速さについていくことが重要である。
※(300Mは10中盤から11前半、500Mは12秒を切る勢い)

②ラスト2-3ハロンでタフな馬が勝つ
重要なのは後方からの差しが決まるというよりは最後まで脚を保たせることができる馬が勝つという印象。
前項で話した通り直線短いため後方一気は厳しくポジションは重要である。しかしポジションを確保しても前半脚を使いながらも後半さらに脚を持続させるタフさが必要になる。
後方の追い込みが決まるときは先行馬が軒並みタフに脚を使えないメンツのとき、またその様な馬が少ない時に2.3着に滑り込んでくるイメージ。

③1700だが中距離のスタミナ量も必要
①②を纏めると長い距離を走れる心肺機能も必要になってくることがわかる。テンの速さにもついていけるスタートセンスやスタート後の加速力を問われつつ、後半のスタミナも必須。
個人的には中距離でも逃げや2.3番手を走れる馬をより評価していきたい。

※馬場が湿ったときは最後の上がりは良馬場に比べて然程かからないためシンプルに逃げ残りに注意。


Step2 データのおさらい

①枠順データ
真ん中の枠(トップは5枠)はやや有利だが大きな差はない、強いていうなら1枠は頭の成績が悪い。枠よりも枠並びや馬と枠の相性重視。枠だけで印をつけるのは危険である。

②産駒データ
オルフェーブル、キンカメ系、パイロ、ドレフォン、シニスターミニスター。
(最後時計がかかってくるところに産駒データが関連している印象)

同重賞(同コース)過去勝ち馬の血統
2021 メイショウカズサ
シアトルスルー系(AP indy)
中距離の底力がある血統、中距離実績ありで過去に同コースも好走。
2022 ゲンパチルシファー
キンカメ系
キンカメ×クロフネ、中長距離の底力のある血統もある。中距離実績ありで過去に同コースも好走。

先週の小倉1700ダートの勝ち馬の血統
カズペトシーン→キンカメ系(ルーラーシップ)
トーレ→AP indy系(マジウォリ)
メイショウホマレ→ストームキャット系(ディスキャット)
サノノエスポ→SS系(エスポワールシチー)
コッレヴァキオ→ロベルト系(モーリス)
アパイシュナールAP indy系(シニミニ)

→やはり血統的にはキレのある主流血統よりも底力のある非主流血統が多い。また中距離に通ずるスタミナの要素も血統面から問われている。


③配当データ
小倉開催でのプロキオンSの配当
21年22年ともに超大荒れ
21年には馬場が渋ったことも影響し100万馬券
今のところ小倉開催では荒れている。

Part3 全頭診断
ここでは近走の振り返り、追い切りで仕上がりの状態、血統背景を評価していきます。最後に総合評価していきたいと思います。

(あいうえお順)

ウェルカムニュース
近5走からの見解
好走したカノープス、仁川Sは上手くポジションをとって先行のインでうまく足をためた。
時計がかかっていいタイプ、今回のレースはあってくるがデムーロとの初コンビに不安あり。
追い切り
併せ馬で最後突き放されている。タイムは優秀だが最後が気になる。
血統
SS系はデータ的には減点材料、中距離血統で本馬もそのイメージ。欧州牝系なのもあり途中息を入れる展開が得意なの可能性。米国スピードの血も他の馬と比べるとやや少ない。
総合評価
最内枠を引いたとき、枠並びで他に位置を取れるような馬が周りにいなかった場合ヒモで買えるか?最後もっといい脚で粘る馬に抜かれそう。当日人気との相談にもなる。保留。


ヴァンヤール
近5走からの見解
スタートセンスが良く早めのポジション確保から上手く溜めつつ長い足を器用に使えるタイプ。約1年ぶりの復帰なので高い評価は難しいが実力を発揮できるなら相手関係からもしっかり戦える強さはある。
追い切り
状態面で不安はあるもののいい時計はしっかり出してきてる模様。数字上は復帰前とは遜色ない。
血統
ノーザンダンサー系で芝馬を中心に出していたタートルボウル産駒。芝だが小倉との相性はよく、本馬も小倉での勝ちがある。配合全体では比較的重めの血筋、底力的な部分が出てきてくれれば。
総合評価
1年のぶりの休み明けで軸にはリスキーだがそれで実力よりもオッズがつくような人気になるなら積極的に馬券に入れたい。変にめちゃくちゃ人気するようなら熟考。買いたい側。


グロリアムンディ
近5走からの見解
スタートはそこそこ上手い方で枠に恵まれればいいポジションは取れる。能力面で押し切ると言うよりは最内をロスなく捌いてお釣りで粘るタイプ。前走は外目をずっと回されながらも良く粘ったと言う印象で調子は徐々に戻ってきてる?
追い切り
この馬なりにいい時計は出ていて、一週前は活力もある。去年の暮れに比べると状態良いのは確実。
血統
キンカメか産駒で全体的に若干欧州に傾いているもの軽いスピードも持っている配合。sex appealの仕上がりの早さでピークアウトしたという路線もあるがGⅠレベルじゃないこのレースでは一旦目を瞑れる。最後時計がかかる部分はあってきそう。
総合評価
血統的にも今までのレースからも中距離のスタミナがあるので距離短縮◎のこのレースでは面白い存在。とはいえ外回して勝てるほど強くはないため、1.2.3枠あたり若しくは4.5枠で内枠の馬が出足鈍い馬が揃ってるときに穴として狙いたい。内枠を引ければ買いたい。


ゲンパチルシファー
近5走からの見解
22年のプロキオンステークスでは好スタートを見せてからコーナ手前で位置を押し上げる川田さんにのるかんぺきなえすこーさんによる完璧なエスコートが光った。しかし以降は完全に展開待ちで終いの脚を使う競馬になっている。
唯一スタート上手く出た東海Sでも結局外を回す展開となり大敗。
とはいえ平坦では末脚勝負で力を見せてはいる。
追い切り
全体時計は平凡、この馬なりに最後は伸びていくことができた。調子は平行線かちょっといいかくらい。
血統
晩成傾向の強いトゥザグローリー産駒だが流石に8歳は厳しそう。ブラッシンググルームが底力を与えているよう。
総合評価
物凄い前傾ラップになるなら可能性はあるがそうなった場合予想するのが難しくなるので今回は消し。

スレイマン
近5走の見解
前走はいいポジションが取れていたのに最後脚色鈍って完敗。京都では過去にも敗戦あり、急な上り下りが苦手?と取れるが割と福島や中京でも好走している。ただ明らかに最後苦しかったので京都が合わない可能性はある。もう一つの可能性としては前走は今までに比べて間隔が詰まっていたことか?
好走パターンは番手からの押し切り競馬で持続的な脚を使うことにおいて能力の高さを魅せている。テンが速い競馬にも対応できている。
追い切り
単走で迫力ある動き、今までの追い切りよりは数字上時計は出ていない。しかし単走であることとゆったり促してることから既に仕上がっているのではないかと予想。
血統
ジェンティルドンナの半弟。スピーディーな血統背景だがキンカメ産駒のため最後の粘り腰にも期待できる配合。キンカメ直系は小倉1700とも相性いいため好材料。
総合評価
騎手が強く促していることから自ら前向きに走るというよりは気合をつけていかなきゃいけないタイプ、西村くんは初騎乗でこの辺にどうアジャストするか。3走前オープンクラスで同舞台を強い競馬で勝ってることもプラス。
強い有力候補の1頭で力を出せるのであれば馬券内に期待できそう。人気だが素直に買いたい馬。

デシエルト
近5走の見解
3歳時に芝から転向をしてきた馬。ダート替わり初戦でギルデッドミラー相手に勝ち切ったが枠には恵まれた。
その後は外を回る不利などがあったレースもあるが勝ち馬、連対馬には力負けしている様子。
追い切り
調整程度の坂路追い切り。5月の方が活気があったか?
血統
ドレフォンにキンカメということでタフな持続力があることは今回のレースにおいて追い風。
小回りコースで緩まない展開で好走しそう。
総合評価
今までのレースでは力負けは否めないため信頼性はないが今回条件はフィットはしてくるイメージ。東京ダート1600では決め手がなかった部分を誤魔化してはくれそう。ポジションを取れる枠であればヒモで抑えたいタイプ。
距離延長で追い切りでの変わり身もなさそうなので人気や展開予想によっては消すことも頭に入れる。


バスラットレオン
近5走の見解
海外や芝挑戦で実に評価のしにくいレース履歴であるが前走は早々に手応えがなくなっている。去年と比べると相手関係は変わらないのに直線で粘れなくなっている。
追い切り
最終追い切りでは最近で1番のいいタイムをCウッド出たした。動きも軽快で力は出せそう。
血統
SS系×サドラー系、ここはちょっと合わないイメージ。
総合評価
去年と比べると勢いはない、追い切りからは副長を感じさせるが血統的な後押しも少ない。消しよりの一頭。


ハピ
近5走の見解
芝レースを使ったがその反動を感じさせない前走だったが内から上手く外に持ち出した騎手のナイス騎乗も光った。
追い切り
最終追い切り単走でいい時計を出している、競争中止明けの前走よりは内容があり、上積みありそう。
血統
キズナ産駒の京都適正を見るに前走は血統的に1番ハマったともいえる。そこで勝ちきれなかったことに多少の不安はある。SS系だが母父キンカメ系、今回大きくデータから外れるわけではない。
ストームキャットのクロスは持続力の方向性に働くので小倉1700のラップもこなす可能性はある。
総合評価
ある程度緩む形になってるレースが多いため、今回持続力をより問われる舞台でどうか?
内で砂を被っても先行できる強さがあるため内枠では高い評価をしたい。外枠では枠並びに注意。


ブラックアーメット
近5走の見解
前走は前目の馬が残る中を差して強い勝ち方をしている。福島巧者で4走前も福島で強さを見せている。2.3.5走前は1枠1番だったり、馬場が渋ったりで向かなかった印象。
追い切り
単走だが引っ張りきれないほどの勢いがある。メニューも結構攻めてきている。
血統
SS系のブラックタイドはデータ的には一致しない。母方の血統はスピードよりのミスプロ系とパワーよりのミスプロ系の血がクロスしているため血統面で必要以上に嫌う必要はなさそう。馬場が渋ればさらに良いタイプ。
総合評価
福島ほどの高評価はできないが小倉1700でも結果は出している。極端な内枠じゃなければ買いたいが穴人気はしそう。ただ3ヶ月ぶりのレースではあるので馬体重には注意、真ん中あたりの枠であれば買いたい。過剰人気するなら熟考。


ブルーサン
近5走の見解
3歳限定戦のみの出走。前走は完璧なレースプランで展開も向いて突き放された2着。大井の1800で勝ち切ってるのは評価したいがこのクラス相手だとかなり厳しい。
追い切り
かなり緩い馬体で走っている。
血統
血統的には合わないこともないがここはまだ早いか。
総合評価
今回競走馬として大きな挫折を味わないか心配。
買わない。

マリオンロード
近5走の見解
基本的には控えて終いの脚にかけるタイプ、前走も前が流れ切ったところを差して5着。タフな展開自体は向きそう。
追い切り
映像なし。時計は平凡。
血統
キタサンブラック、オペラハウス、アンバーシャダイとスタミナ底力の塊のような配合。もしかしたらこれが今回合ってきたりしたら面白い。
総合評価
今回の舞台じゃさすがに直線距離が短そうではある。ただオペラハウスが持つ超底力で流れた展開で飛んでくる可能性もある。人気はしないだろうし大穴っぽさある。相手・紐に入れたい。松山は先行しそうなのが不安。

メイショウダジン
近5走の見解
中1週というきついローテであることがまず一つ。短い距離からの距離延長であることが一つ。
マイナス要素の中で見直せるポイントも特になさそう。 
追い切り
この馬なりにちゃんと動いている。ローテきついが状態自体は維持できていそう。
血統
もう少し短い方が良さそうで馬場も渋った方が良さそう。あまり今回は合わない。
総合評価
後押しできるほどの材料が揃っていないたため消し。

ヤマニンウルス
近5走の見解
無傷の4連勝だがその内容は全てゆったりしたペース。相手関係にも恵まれてきた。
唯一馬バハルダールは相手の中ではそれなりの力はあるがバハルダールの方が展開は向かなかった印象。
能力の底を見せてないが現状課題はありそう。
追い切り
かなり丁寧に乗り込んでいるようでやはり馬体重がネックか、、、当日の体重にも注意。
血統
身体の大きさはおそらく母親似。SS系ジャスタウェイ産駒でダートは珍しい。渋れば面白い。
総合評価
追走力と馬体重で不安あり、底がまだ深く能力で押し切って見せたら完敗。人気的にも個人的には買いたくない寄りの馬。
とはいえ馬体から普通に怪物のパターンはあるのでギリギリまで迷いたい。しかし揉まれるような枠並びやさらなる体重増加があるなら思い切って消したい。

ラインオブソウル
近5走の見解
2走前は展開向かずの大半のため度外視。前走は控えて最後タフな展開に大外ぶっこぬき。
追い切り
この馬なりに順調。一週前も最終もちゃんと負荷をかけてきた。
血統
スピードの血はありながらも瞬発力に長けた配合。
総合評価
マリオロードと似たような見解で最後突っ込んで3着来れる可能性はあるものの位置取りに難しさあり。人気しないのなら抑えておく。

リプレーザ
近5走の見解
芝ダートを行き来している、スタミナありそうな血統だがあまり長いところは使っていない。近走見直せるポイントはない。
追い切り
時計は出ている。それなりに活気あり。
血統
もう少し距離伸びていいタイプに見えるが陣営は短い距離にこだわる。時計がかかるのは良い。
総合評価
最近ではこの舞台がそこそこ合っている印象。
臨戦過程は充実しておらず当日まで塾考したい。能力が足りてないため消し濃厚。

レガーメペスカ
近5走の見解
前走着順こそ2桁だか1着以外はそこまで差のない競馬。前前走は自らペースを作り上手く息をいれながら圧勝。3走前は追い込み有利の展開を逃げてしまったため大きく割り引く必要はない。
血統
キズナ産駒で前前走はフィットした印象、パワーも底力もあってSS系だがちょっと面白そう。
総合評価
同舞台好走経験あり。完全にピンかパーのような成績だがだからこそこの人気なら買いたい。
自分の形に持ち込んで直線気持ちよく入れればチャンスあり。極端な外枠でなければ普通に買いたい。


次回は金曜日の枠順発表、土曜日の傾向を確認して隊列予想と主軸になる馬候補を決めていきたいです🙌

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