女子大生がハマっちゃった国際マーケティング2 標準化VS現地化編

こんにちは、現役女子大生はせもです。

今回は前回の話の続きからですね。


マーケティングには規模の経済という考えがある。同じ商品を大量に生産するほど一個あたりのコストは下がるが、商品の種類が増えると効果がなくなっていくというもの。

つまり、世界で商品をできるだけ統一することで規模の経済が期待できるということですね。

これを世界標準化と言います。

一方で、国際マーケティングでは、国内で標準化された商品がそのまま国外で売れることはほとんどなく、国や地域で求められるニーズに合わせて国外に展開していく必要がある。

これを現地適合化と言います。


コスト面を考えると世界標準化しないと成立しないですし、ニーズを考えると現地適合化しないと成立しないのです。


ここまでが前回の話でした!


今回はこの世界標準化、現地適合化(以下、標準化、現地化)のメリットについて考えると


標準化のメリット

・コスト節約

・世界的イメージの形成

・組織の簡単化/統制の改善


現地化のメリット

・顧客満足度の向上

・特定市場での売り上げ増

・戦略の柔軟性/変化への迅速な対応


どちらにも、採用するといい面が出てくること間違いないですね。

そこで現れた考え方が、複合化というどちらかでなくって同時に達成という考え方なのです。

複合化とは、標準化と現地化を合わせてそれぞれの長所を融合する考え方のことです。

え、そんなの最初っからわかるでしょ〜って思ったそこのあなた!

あの世界的大企業コカコーラ社でさえ、ここまで来るのに創業から100年以上かかったんですからね!

そんなコカコーラ社では複合化の中でも、ハイブリッド方策という方策を採用しています。

ハイブリッド方策は展開している商品を製品、価格、販売、流通網や広告などの要素に分解し、要素毎に標準化、適合化傾向を決定する方策。

結果その要素を一つに集約させて複合化展開を達成する考えのことです。


ハイブリッド方策の他にも三つの複合化の方策があります。

次回はその三つの複合化を紹介したいと思います。


では、また🍑


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