アメリカ、テキサスでのワクチン接種状況と在米日本人モデルナワクチン接種後反応アンケート結果(在米日本人50人からの回答)
日本でもモデルナで集団接種が始まるということで、在米日本人でモデルナを受けた方々からのアンケート結果をまとめました。参考にしてください。
まずはアメリカでのワクチン接種状況
CDC HPより抜粋。https://covid.cdc.gov/covid-data-tracker/#vaccinations
データは2021年5月20日現在のものです。
ワクチン対象年齢の過半数以上が少なくともファイザーかモデルナのワクチンを一回は打っていることになります。また65歳以上では85%にものぼる方々が接種されています。素晴らしいですね。そして、有害事象は出ていません。極めて安全性の高いワクチンであることがわかります。
私のいるテキサスでは
12歳以上の49.9%が少なくとも一回はワクチンを受けています。39.6%がFully vaccinated(2回接種して2週間経っている人)となっています。
CDCからは5月13日に、Fully Vaccinatedの人はマスクなしで、ソーシャルディタンスを気にせず屋内で集まってもいいとのガイドラインが出ました。
さて、そういうワクチンの有効性と経済の再活動を踏まえた上で、ワクチンを打つにはどういうことを心づもりをしておいたらいいのでしょう?
はじめにまとめを書いてしまいますが、
モデルナ1回目の接種では、接種部位が結構腫れます。痛みを伴い、腕が上がらないくらいのことも珍しくはありません。利き腕に打ってもらうのは避けたほうがいいかもですね。
モデルナ2回目は、4割強の方が38度以上の熱が出ることが多いようです。悪寒、関節痛、頭痛、疲労感、などを伴い、ワクチン接種後48時間、長い時は72時間くらい症状が続きます。
慌てずに、解熱剤を内服して、休みましょう。仕事でうまくローテーションを組めるといいですね。翌日はお休みしたほうがいい場合が多いです。
それでも、これらは有害事象ではないことを言い添えておきます。なんらかの後遺症が残るようなものではなく、免疫がつくための、しかるべき免疫反応です。また、これらの反応がないからと言って、免疫がつかないわけではありません。
みんなでワクチンを打って、早く元の生活を取り戻しましょう!
以下、アンケート結果です。
コロナウィルスワクチン2回目接種後反応のサーベイ結果より抜粋
インディアナ大学麻酔科助教 岡野龍介
テキサス大学マクガバン医学校幹細胞センター准教授 吉本 桃子
IRS# HSC-MS-21-0126.
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