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脱毛サロンで嬉しい思いをした話

わたしは1年ほど通っている脱毛サロンがあります。通い始めた理由は単純で、安いと思ったから。

当時わたしは大学生で、とにかく安く脱毛をしたいと考えていました。そこで出会ったのが今も通い続けている銀座カラーです。

「初回ご契約時に学生さんであれば、ご契約金額から最大『20,000円OFF』!
もちろん、4年生のみなさんも大歓迎です◎」引用:銀座カラー

銀座カラーは学割で最大20,000円の割引があると告知されていました。大学生にとって20,000円は大金です。これ幸いと銀座カラーで契約をしました。

※今調べてみると、どこの脱毛サロンも学割やってますね。笑 調べる能力の低さが大学生って感じがして笑えます。

で、その銀座カラーに1年以上通ってるわけですが、最近そのサロンでとても嬉しいことがありました。

わたしはとても厳しい家で育てられたので、「ありがとうございます」「よろしくおねがいします」などの挨拶をしっかりするよう教育されています。もちろんどの家庭でも同じだと思うのですが、うちは特に厳しく、言い忘れると叱られるような家庭でした。

それもあってか、どこでもはっきりと「ありがとうございます」を伝えていました。もちろん脱毛サロンでも。

ここまでは前置きで、実は今までずっと担当してくれていたスタッフさんがお仕事を退職することになりました。その方は年齢が近く、施術中いつも楽しくお話してくれていて、サロンに通う目的の一つになっていたほどです。

本当はお客さんに対して退職することを伝えるのはあまりしないのかな、と思いましたが、「どうしても言いたくて」と伝えてくれました。辞める話を聞いた時はとても悲しくて、ショックでした。

本題はここからです。その担当してくれていた仲良しのスタッフさんに、「あなたが今までで1番いいお客様だった」と言っていただけたのです。

いつも施術前に「よろしくおねがいします」と伝えてくれて、施術中の受け答えもはきはきしていて、くだらない話にも笑ってくれる。最後は「ありがとうございました」と笑顔で言ってくれて、とても嬉しかったと。

仕事が辛く、大変で辞めることにしたが、私の存在が支えだったと言ってくださいました。

それを聞いて、本当に嬉しくて。私は教育が厳しかった自分の家があまり好きじゃありませんでしたが、生まれてはじめて「ああやって厳しく育てられてっよかったな」と感じました。

誰かの支えになることは難しいことです。でも、自分にとって当たり前のことでも、誰かの支えになれるのだと知りました。

仲良しだったスタッフさんは、先週の施術を最後に退職されました。多分もう、会うことはないと思います。でも、お互いの心のなかにはずっと残り続けるんじゃないかなと感じています。

私はこれからも同じサロンに通い続けます。同じように、誰かの支えになれるようなお客さんでありたいです。

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