まじめなパン

私はパンが好きだ
小学校の頃から、朝飯はパンと決まっていた
5個入りのメロンパンだったり、北欧のパンだったり、銀チョコだったり、トーストだったりするのだが、とにかく朝はうまいパンを食べなければ始まらない。

高校時代は練習がキツすぎて、朝に食べる蜂蜜トースト2枚がライフラインだった。
テスト期間だろうが、全道前だろうが、エースにパンはやめろと怒られようが、私はパンを食べてきた。

そんな生活を続けるうちに、パンに関する感覚が鋭くなってきた。
パンにはまじめなパンと、そうではないパンがある。

例えば、チュロッキーやパンケーキはチャラいパンで、チョコチップスティックやくるみパンはまじめなパンである。
クロワッサンはまじめと思いきやちょっとチャラいパンである。

ウイスキーにチェイサーがついてくるように、甘いお菓子を珈琲で中和するように、パンを食べるにあたり、まじめなパンを挟むことは大切なのである。

私は日々の生活で、このまじめなパンの感覚を大切にしている。
0があるから1とか10の大きさがわかるように、物事や対人関係において、自分の基準となるスタンダードの部分があるとないとではだいぶ違ってくる。

しかし、まじめなパンは蔑ろにされやすい。
美味しいパンばかりを見るのではなく、自分の基点となるポイントもたまには見てあげよう
あと、チョコチップスティック(6本入り)も美味しいから食べてみてね

さようなら

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