見出し画像

わたしは延命をしない


今日は夫と7年記念日。入籍日にはこだわりがないので、記念日は付き合った日。
出会ってくれてありがとう!

そんなこんな、夫と出会ったのは7年前。母の四十九の頃だった。辛い経験をした分幸せになれよ、と神様が引きあわせてくれたのだとわりと本気で思ってる。

四十九で恋愛はできるのか?と疑問に思うところだが、1年3ヶ月近くの闘病から解放されて皮肉にも世界がパッと明るくなったのだ。

結婚して7年は、母が死んでから7年でもある。

今日ふと、もしかしてお母さんは最期に私と話がしたいと思ってくれていたのかもと思う。後悔、寂しさ、自分の気持ちばかりに埋もれていたけれど、わたしへの気持ちがあったのでは?と母の視点に気づく。

(仕事を優先して、最期に直接話せなかった自分はとことん愚かだと思う、でも母は生き続けると思い込みたかった)

そう思えるほどに、この7年のあいだで私は親になったのだ。

人生最期に何を思うだろう。あと寿命が3ヶ月と言われたら、どう生きていこうか?わたしは延命をしない。というかしたくない。まだ見れてない世界もたくさんあるし。血を吐きながら地球を旅したい。

と、過去の写真を見返していてふとあらわれる
変わり果てた母の闘病姿を見て思う。

生きてるうちにな。
たのしく生きてやる。

アディオス!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?