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【10カ月育児】手づかみ食べ:1週間分の献立表作りと、セイロで離乳食

9か月の息子を連れて1か月間ヨーロッパ行ってきました!フランス、イタリア、スペイン、ポルトガル、イギリスと行ってきまして、本当ーーに楽しかったです。行って良かった。海外の方は赤ちゃんに優しいので、息子も色々な人に可愛がられて一気に社交性がアップ。そして夫が何気なく言った「こんなに子供と一緒に過ごせることが無いから楽しい」という言葉も聞いて、そういう意味でも旅行は良いなと思いました。子供の成長にもよると思いますが、歩き始める前の旅行は国内外問わず1日でも、本当におススメです!国際線の飛行機でしたら、体重10kg以内の赤ちゃんには無料でバシネット(壁に取り付けるベッド)も提供してくれます。写真の整理ができたら旅行記も書きたいと思います。

10ヶ月を迎えた息子の記録としては
・何も捕まっていない状態から立ち、10秒ほどステイ(褒めると嬉しそう。物を持ちながらも立てるように。)
・マンマと言う(マンマンマンと言っていて、親の事を指しているかはわからない)
・保育園へ通い出す。場所見知りも無く順調に楽しんでいる様子。
・1日3回食を、手づかみ食べから開始。食べる事が好きなようで作り甲斐がある。
・スプーンを渡すと自分で口に運ぶ。
・コップ飲みがまぁまぁできる。(もちろんまだこぼれる。絶賛練習中。)

さて、旅行前に保育園に入所していたので、帰国した翌週から慣らし保育がスタート。保育園から渡されていた「事前に自宅で試してくださいね」食材リストを10日程度でクリアせねばならず(凄まじい量!!!食育半端ないぜ日本!)帰国後はひたすら離乳食を作る日々。今までほぼ離乳食をしていなかったので、いきなり食べれるものなのか?と思いましが、体が出来上がっているので(お座りできる、咀嚼や嚥下ができる、指先でつまめる)いきなり手づかみ食べから開始できました。息子を椅子に座らせると、最初の方は座りたくない、食べたくないで大騒ぎしていましたのと、誤飲が心配でハラハラしていましたが、1週間くらい経つと、椅子に座れば「ご飯だ!」という感じで喜んで(いる風に母は捉えているぞ)だいたい完食できるようになりました!嬉しい!励みになる!「これくらいの大きさだとオエッってなるな」と分かってきているようで、手でちぎったり、よく噛んだりと学んでいて感動します。いや~赤ちゃんの成長は素晴らしすぎて泣きそう。食事の後半は椅子の上で立つ→座らせる→立つ→座らせる→ぐずるの繰り返しですが!

10か月現在食事の様子。スプーンを渡すと自分で口に運びます。
器用なもんで、食材を手でちぎる事も。

食材や離乳食は冷凍しないで、1週間以内くらいで使い切っています。(なので上の写真2枚のようにブロッコリーが続くことも。)最初の方は冷凍していたのですが、なんでか冷凍すると「その食材は使いたくない気分だぞ」と変な天邪鬼が作動し結果冷凍庫がパンパンに。小分け冷凍する手間も面倒なのもありますが…今は冷蔵庫にびしっと揃うと「きゃー私作り置きしてる♪」とテンションが上がるiwakiのガラス保存容器で保存できる分量だけ作っています。


1週間分の献立表づくり

毎日3食分をこまめに考える方が脳が疲れる…に至りまして、翌1週間分の夕飯メニューと離乳食3回分を8割程度決めています。外食を挟んだり、お惣菜を買ってきて残り物で夕飯を済ませたりする日もあるので、生協を申し込みながらざっと5日分の献立表を。
・大人メニューから考えて、その食材からできる離乳食を考える
・朝夜のメニューが被らないようにする
・お昼ご飯は前の晩と同じメニュー(普段お昼は保育園で食べますが、土日や保育園を休んだ時にその都度再度考えるのは面倒なので、もしお昼を食べる事になっても良いように、前の晩は多めに作ります。お昼を食べない時は、前の晩のメニューをそのまま翌日に回したり、アレンジして他のメニューに変えるなどしています。)
・1日くらいは何も作らないぞ!という日を決める(だいたい水曜)

献立表例

・鶏や白身魚の団子はやや緩めで作り、他の料理に多用できるように多めに。(うどん+だし汁+何かしらの団子系をお昼に作ったりします)
・タンパク質が足りない時は卵焼き。献立を見て足りない具材を何でも入れます。鶏団子や白身魚の団子をほぐしたもの、ツナ缶、トマト缶の残りなど。卵1個で焼けるフライパンが便利で重宝。

理想は親子3人での食事なので、なるべく同じ食材を使って大人メニューと離乳食を同時に作ります。だいたい朝は夫が一緒に食べている間に私が保育園の準備やら洗濯やら家事。平日夜はワンオペなので私が息子と一緒に食べ、土日はできるだけ親子3人で。まぁ、献立表から大幅に逸れることもありますし、違うものが食べたくなる時もありますし、夫の「外食して帰るね~」LINEにムキーとなりながら翌日同じメニューを嫌々食べたりもしますが、なんとなく献立が決まっていると「お帰りなさい~!」と夫を笑顔で迎えいれる余裕はできます。

離乳食はセイロで温める

離乳食を準備する際は、1食分を大きなセイロで蒸して温めています。え、セイロ?!やだ料理が本格的なの?!と思われたそこのあなた。本当に簡単なんですよ。

こんな感じで何でも入れます。手前の冷凍ご飯はお猪口にw。


上のセイロで温めた朝食。チキンナゲット(鶏ひき肉、豆腐を練ったものに薄くケチャップ)、卵焼き、ブロッコリー粉チーズかけ、しらすご飯

私が思うセイロのメリット
・30秒くらいで温まる(冷凍ご飯は1分くらいかかる)
・その後放置していても保温効果で温かさキープ
・茹でるよりも栄養素を残せる
・後片付け簡単(銀の蒸し器だけささっと水洗い程度)
・離乳食を温めながら、ついでに生の野菜やお肉などを温めて次の離乳食の下ごしらえができる
・サランラップ不要
・テンションが上がる(いい香り←これが大きいかも)

小さい頃に中華レストランで見てセイロに憧れを抱いていたのもありますが、電子レンジだと食材ごとに温める秒数が違くて(最近の電子レンジだと食材毎に判断してくれるんでしたっけ?!)あちゃちゃちゃ!!!となるのが嫌なのと、電子レンジを開けて閉めての動作を何回するんだろう…と思い、セイロに辿り着きました。息子のお気に入り朝食に、ミルクトーストきな粉がけ(名前は立派だが、要は食パンにミルクを浸してバターで焼き、きな粉をかけたもの)があるのですが、セイロで蒸すと冷凍食パンも20秒くらいで柔らかくなるので、フライパンを温めている間に解凍できます。↓これくらいの大きなセイロだと1食分入ります。

上級者は国産ヒノキのセイロを是非!香りが全然違います。ここは旅館の朝なの?!って香りがします。

BLW/手づかみ食べ便利グッズ 

お食事エプロン:
とにもかくにも手づかみ食べは汚れるので長袖エプロン必須!ビバドゥのカバーオールはテーブル面積のうち1/3程だけをカバーするタイプのエプロンなので、お皿も置けるのが良い。ササっと洗えて、洗濯表示上洗濯機洗いもOK。晴れている日だったら1日3回食に間に合うくらい速乾します。

野菜等断面をなみなみにカットするナイフ
生のじゃが芋もカットできるほど切れ味が良く、バナナやリンゴ、お芋系などは手づかみしやすいように並々カットしています。

離乳食スプーン
自分もプラスチックでは食べたくないな…と思い、木製のスプーンを。結構早い段階から自分で握るようになり、10か月になる頃には親がスプーンを渡すと自分で口に運べるようになりました。先端部分が絶妙に丸みを帯びていて、口に運びやすいです。

ただ最近は1口で食べる量が増えてきたので、エジソンママ ミニの出番の方が多いです。ものすごい安定感で食材を乗せたままササっと口に入れて、ササっとひっこめる事ができでとっても使いやすいです。が、取り上げられて遊ばれちゃうのが難点。まだ月齢的に仕方ないか!

お皿
ストッケのテーブルにくっつくものを探し、リノワの吸盤が付いているバンブー皿を使っているのですが、やや心許ない。。。くっついてはいるが、テーブルにご飯がこぼれだすと吸盤が弱くなり取れてしまうので、引き続き探し中。(ストッケのテーブルに吸盤がくっつく食器があれば教えてください!)


すり鉢
摺りごまや、お芋系のマッシュで度々登場するすり鉢。丁度良い感じのサイズを探しておりまして、こちらが大活躍。手のひらにすっぽり入るご飯じゃわんぐらいのサイズです。将来的に離乳食を卒業しても使えるように、プラスチックではなく、食器のすり鉢を選びました。

生活クラブ生協
生協にも色々な種類がありますが、なるべく農薬が少ない食材、オーガニックに拘る生協で生活クラブを愛用。コープデリも併用していましたが、なんせチョイスが多すぎてパニック!だったので、生活クラブ位の種類数が楽。何でもおいしいですが特に豚肉、鶏肉、牛乳、無農薬野菜(かぼちゃ、キャベツとか)、ケチャップは他は食べられない!ってくらい美味しいです。
生活クラブの公式ご加入案内|安心食材の宅配・生活クラブ生協です (welcome-seikatsuclub.coop)

BLW/手づかみ食べを始めるにあたり参考にしたサイト/書物

献立表づくりにあたり、離乳食の本を眺めながら実際の月例と1歳代のメニューを参考にしながら作っています。味付けは生後10ヶ月、お肉やお魚などのタンパク質の形状は1歳過ぎの手づかみメニューなど。その他並行して参考にしているサイトをご紹介。

BLWをはじめよう!

日本にBLW(Baby led weaningの略。子供が自発的に食べたいものを選びつつ手で食べる方法で、手づかみ食べを最初からスタートするようなイメージ)の書物は2-3冊しかないのでとりあえず離乳食を始める頃に読みました。感覚的な本なので、で結局何をいつから始めるのさ?!ってなりますが、へーこんなのもこの月例で食べられるんだという掲載写真は参考になったかな。

うみ@コンサルワーママさんの「ワイルド離乳食」
うみさんによる「離乳食/補完食/BLWのいいとこ取りしてワイルド離乳食」です。いきなりBLWで始めるのは勇気がいるので、気合や心構えと進め方の点で大変参考になりました。現在進行形で参考になる育児の記事を書かれているのでお勧めnoteです。

kanakoさんによる「BLWのレシピ」
BLWを始めるにあたりinstagramは大変参考になりましたが、その中でもレシピを参考にしているkanakoさんのinstagram。グッズも同じものを揃えました。盛り付けやお写真も綺麗ですが、なんせお料理が上手~。お好み焼きや鶏ハムは息子も大好物です。
https://www.instagram.com/kanako20150505/

余談で…息子は結構早い段階から食材を人差し指と親指でつまんで口へ運べていたのですが、ハッと気づいたらルーピングを摘まんでいる指だなと!ボーネルンドの店員さんに勧められて生後6ヶ月頃から遊んでいるのですが、摘まんでは口に入れたり、くるくる回したり、この丸くて四角いものがやや大きな食材位のサイズになっているような気がします。

9か月で旅行ってことは離乳食どうしてたの?と思われると思いますが、実際しっかりと離乳食を始めたのは10ヶ月になってからです。日本では離乳食の開始時期を生後5か月、6ヶ月と月齢にこだわりますが、海外では赤ちゃんによって個人差があるので離乳食/補完食は「その子の準備ができてから」が基本。それに、離乳食本、BLWの書物、WHO推奨の離乳食/補完食の開始時期は「腰が据わってから」とあります。6ヶ月頃から離乳食を開始はしましたが、そもそも親が食べているものに興味を示さないし、何より腰が据わっていない息子をむりやりバンボに座らせて流し込む姿を見ていると、なんか違うよな…と思い、もう少し成長を待つことにしました。息子の腰が据わって椅子に座れるようになったのは旅行へ行った9ケ月頃。小児科と助産師さんに旅行の事も含めて離乳食開始時期を相談したところ、「動き回る1歳頃までは粉ミルクだけでも栄養としては足りている。ただアレルギー対策のために食材は早いうちに試したほうが良い」(あくまでもその方たちの意見で、それを正式な意見として世に出していません。)との事でしたので、旅行前はアレルギー食材は舐める程度、旅行中は過去に食べたことのあるパンやチキンなどを親の食事から食べられそうなものとベビーフードをあげる程度でした。ただ10ヶ月を過ぎたあたりから夜中にお腹が空いて続けて眠れなくなってきたのもあり、また体は出来上がっているので、いきなり1日3食を食べることができました。

なので…もし離乳食を食べない、離乳食を5-6ヶ月で始めるのが面倒…となっても、時が来たら食べるようになるので焦らずでも大丈夫では、と個人的には思っています。もちろん、保育園に入れる必要がある場合など諸事情もありますしね。あと、周囲の声を無視する力も大事。「えーまだ離乳食始めてないの?やばくない?大丈夫?」と言われるのも面倒なので、「うん、ボチボチやってるよー!」(嘘ではない)と微笑みで乗り切りましたw

しかし、保育園と1日3回食が始まってからのTO DO増加に家事体力が追い付かない。なんせ慣れないことが多すぎて。例えば保育園の帽子にアイロンでワッペン付けをしようもんなら帽子に穴があく。おかゆからミニおにぎりへ移行したらおにぎりを母に投げてきたり、床に落ちた米粒を踏んでしまいスリッパ裏ベタベタとなり掃除の時間が長くなる。保育園で「ズボンの裾が長いのでまつり縫いして下さいね」と言われ、不器用なのに夜な夜なズボンの裾上げをして指に針をぶっ指すなど…。ああん、ルパンのシーズン3を見終わる体力でさえ続かない!保育園へ息子を送り届けた後ダラーとしないと午後の体力が作れない。仕事始まったらどうなるのやら。慣らし保育は母の慣らしでもあるんだな。早く慣れて効率を上げていかないとな~。

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