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37歳:体外受精1回目-排卵誘発法・通院数・前納金・採卵・感想など

オーク銀座レディースクリニックにて体外受精を開始するにあたり、一通りのレクチャーを受けました。体外受精のDVDを見て、看護師から私は「HMG-MPA法」という排卵誘発法である事やスケジュールの説明、自己注射のレクチャーを受け(可愛い看護師さんに見られながらお腹に注射するのが恥ずかしかった...)、注射器セット、内服薬一式、大量の同意書を受け取りました。

HMG-MPA法:ネットで検索するとオーク会系で積極的に取り入れられている刺激法のようで、所謂ショート法、アンタゴニスト法と比較して初期費用を安く抑えられる事と自己注射のため通院数が少ない事がメリットとの事。全胚凍結が必須となるため新鮮胚移植(¥70,000)は含まれません。

排卵誘発剤:HMG-MPA300(自己注射)とプロベラ 朝晩2錠ずつ x 10日間 、トリガーとして採卵2日前にオビドレル(自己注射) x 1回。私は排卵周期が16日と遅いので、普通はもう少し短いのかもしれません。

通院回数:2回。自己注射開始後4日目と10日目に卵胞チェック。10日目の通院時に採卵日を2日後と決定し(2日後か3日後か選択可能)、看護師による採卵日のスケジュール説明と、トリガー注射の説明がありました。

前納金:¥350,000。採卵数と培養日数により¥330,000~¥500,000位に着地する事が多いとの事。採卵を指定日時に行えない場合や、指定日が土日祝日の場合は¥15,000~¥30,000の追加料金。

採卵:当日8:15に病院へ。奥にこんな広いベッドルームがあるのかと驚きつつ、手術用の洋服に着替えて点滴を打って、しばらくウトウトしたらあっという間に採卵へ。いつ麻酔をかけられたのかも分からずな状態で気がついたらベッドの上に。培養士から採卵数は11個だが実際の胚盤胞になった数は7日後(長期培養含む)に自分から電話で聞くスタイルであると説明を受けてから、先生とお話してお昼前に終了。病院の近くでいつも自分へのご褒美として頂いている大好きなカレーを食べて、電車で帰宅。痛みは生理が重い日程度の痛み。会社は休みを申請していたので、その日は夫にご飯を作ってもらって、ダラダラと過ごしました。特に出血や麻酔の副作用もありませんでした。

その他ケア:体外受精専門の電話番号があり、スケジュールや内容に不安がある場合に相談ができます。2回電話してスケジュールの確認をしましたが、看護師さんがいつも親切に教えてくれました。

注射の感想:思った以上に自己注射は痛くなく、大変では無かったです。HMG-MPA法だからか注射の指定時間もありませんのでとりあえず1日1回打てばよく、基本は午前中に打ってましたが夕方になることもありました。最初は注射するコツがわからず時間がかかってしまいましたが、後半はyoutubeを見ながらいつの間にかほぼ痛みを感じず処理できるようになりました。気持ちの副作用も無く、特にストレス無し。唯一気になったのは、子宮が膨らむのかお腹が張って常にお腹一杯のような状態でした。(※個人の感想です)

同病院で採卵を行った2人の友人のうち1人はとても痛かったとの事で、「痛み止めを処方されないなんて信じられない!全体的に説明だってわかりにくい」と新宿の某有名な病院へ転院(私は分かりやすかったけどなと思いつつ…)。もう1人は私と同じような感想でしたが、第1子を産んだ経験があるので痛みに強いのかもしれません。本当は同じ痛みだけど個人によって感じ方が違うのか、人によって痛みのレベルが違うのか、私は子宮筋腫の術後の痛みを経験しているからあまり痛くないのか、とにかく本当に個人差があるのだなと実感しました。