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天才ピアニストののびしろ

◆そのとき歴史が動いた

今日もありがとうございます。

いやー、歴史が動きましたね。Dr.ハインリッヒさんの言葉を借りるなら、風の時代ってやつなんですかね。
そうです、ヨネダ2000がM-1決勝に進出しました。今回はこの話題に触れずにはいられません。
女性コンビではハリセンボン以来、13年ぶりの快挙。見事です。
ヨネダ2000はこの1年で、全ての女性芸人をすごいスピードで抜き去っていきましたね。漫才もコントも女性芸人で1番結果を出していますから。
結果だけでなく、あのネタの中身。これまでの女性芸人が考えつかないようなネタを、どんどん繰り出す誠さんの才能。そしてそれをうまく具現化する愛さん。う〜ん。天才ピアニストのファンでありながら、感嘆せずにはいられません。天才ピアニストのお2人もその才能に気づいたからこそ、東京の芸人で、しかも後輩の、ヨネダ2000と定期的に2マンライブを行なっているんでしょうね。
前置きが長くなりましたが、今日は天才ピアニストとヨネダ2000との違い、いや、そこまで仰々しくはないですね、もとい、天才ピアニストののびしろについて、ほぼ私の独断と偏見を書いて行きたいと思います。

◆ニッチな天才ピアニスト

目の付け所は素晴らしい

姪っ子と甥っ子を見ていて思うのですが、天才ピアニストのネタってあまり笑わないんですよね。でもなぜかヨネダ2000のネタでは大爆笑しているんですよ。それだけではなく、「どすこい、どすこい」「わーいえむしーえ」と、真似までしているではないですか。
やっぱりヨネダ2000は設定が子供でもわかり易いうえ、思わず声に出したくなるキャッチーなフレーズが入っているんですよね。まぁ、中身はいい意味でぶっ飛んでますが。
それに比べて、天才ピアニストのネタは設定が凝っていて、わかる人とわからない人に分かれてしまう。具体的な例を上げると、天才ピアニストのネタで公園で素振りするおばさんのネタがあるのですが、子供にとっては、「おばさんが公園で素振りして、何が面白いんだろう?」とか、クセスゴでも披露していた、仲居顔と女将顔のネタ。良くも悪くも子どもは見た目で人を判断しない(判断できるほど人生経験を積んでいない)ため、仲居顔・女将顔と言われてもイマイチピンとこない。
全てではないのですが、こういったニッチなネタが多めなのが天才ピアニストの良さでもあり、見る人を選んでしまうと言う短所でもあるような気がします。
そのせいか、単独に行ってみると天才ピアニストの客層は、中年以上の人が多いです。竹内さんとますみさんの年齢を考えると、やはり年齢層は高めですよね。これはこれですごいことなんですが。酸いも甘いも噛み分けた方々が面白いと思っているわけですから。
ただ、賞レースとなると話は別。賞レースでもあり、TVショーでもありますからね。特にM-1やKOCとなると、全国ネットのゴールデンの時間帯に放映されます。老若男女問わず、誰にでも分かり易く、ウケるネタが求められます。下ネタなんて論外だし、ニッチなネタもやはり落とされる可能性は高いのかと。

しかし、逆にここが天才ピアニストののびしろなのかもしれませんね。私が天才ピアニストを追いけけ始めて1年足らずですが、この期間内だけでも素人の私が見ても、どんどんネタが進化しているし、面白くなってると思います。誰が見ても分かり易いネタも増えてると思います。
ヨネダ2000の誠さんが天才肌だとすると、天才ピアニストの竹内さんは努力の天才なので、すぐに結果は出なくても、必ず大器晩成するでしょう。
天才ピアニストのファンはその時を今か今かと待ちましょう。

さて、土曜日は待ちに待った、The W決勝戦です。固唾を呑んでテレビの前で待ちましょう。

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