見出し画像

5.5 騎乗 _

The tension and relaxation that humans give to horses
_ 人間が馬に与える緊張感と緩和感。

Let's think back.The balance of these two factors, and how you give your horse a sense of tension and relaxation.
_ 思い返してみよう。この2つの要素のバランス、そしてあなたがどのように緊張感や緩和感を馬に与えているのかを。

So I tried to give him a lot of relaxation.
Because there was a need to get rid of the movement pattern, which moves while overstraining the muscles of his back.
_ 私は彼に対して、緩和感を多く与えるようにしました。
なぜなら、彼の背中の筋肉の過緊張させながら動く運動パターンを取り除く必要性があったからです。


The reason I have such a policy is that my goal of riding is to create a body that will not hurt horses and people.
_ 私がそのような方針をもつ理由は、私の騎乗の目的が馬と人の怪我をしない体をつくることだからです。

But on the other hand, It could also be a risk of giving a gap to the movement of the horse and the emotional side.
_ しかしその反面、それは馬の動きや感情面に隙を与えてしまうという危険性にもなりかねるのです。

〉〉This is my ride now.

https://www.facebook.com/100003822592697/posts/1845764632227605/

*At the end, this is the process of physical and mental learning from horses. The interpretation in Japanese is summarized in note.
_ この私の投稿は馬から頂く身体的・精神的な学びの過程です。日本語での解釈はnoteにまとめています。
. . . https://note.com/momo_taro/m/mf42f792281b8

○.●.○.●

この5.5の騎乗後、馬へ緩和感を多く与えるバランスを変えることにしました。

その理由は、わたしの技量の無さから腹筋の収縮運動を促せていないことにより、背中の筋肉の過緊張は緩んだものの 股関節への負担が大きくなっていたからです("後肢がはいっていない"などと馬関係の人は表現します)。よく動画をみてみると、ほんの少しずつ背中が緩んだ状態での腹筋の収縮は促通できてきていたことも確認できます。なので、このままこれまでの方針を続けてもよかったのですが。。

ある1日、彼は色々な要因でイライラピリピリしており、私を背中に乗せたまま何度も転びをしようとする日がありました。その日を境に、私は考え直したのです。

また感情・精神的な面で、馬もサボりがちになっていたり 飽きていたりしている様子も出てきていました。私は、この数ヶ月なみあし(常歩)の運動のみ行っていたことも馬にとってはストレスだったのかもしれません。

そこである日、腹筋の収縮を入れていこうと少し緊張感や身体的な強い指示を要求した時に、反抗し、背中の筋肉を過緊張する運動パターンに戻り、精神的にも統制ができないようになる彼を目の当たりにしました。反省の瞬間です。なにを反省したかというと、まず自分自身の①拳 ②脚 ③坐骨での指示の不明確さです。そして私自身の問題で生じた影響を彼のせいにする、自分自身の感情面のコントロール不良の部分です。_ 悔しいけれど、ここに、馬から頂く恩恵があるのです。☆

きっと、馬へもっと強い緊張感を与えると、馬は指示を我慢して従うことができるかとおもいます。目に見えるもの、つまり馬体の形を腹筋が収縮するように整えることを馬へ徹底的に教え込むような感じです。

調教する上で、その良さも納得できるのですが、それは人体と馬体の怪我しない体づくりという観点では、なんとなくまだ腑におちない感触があるのです。

ハミをかむ状態って、お互いにとても心地よいものなのではないか。そう思っているから、まだまだこの研究は人生かけて続けていきたいものです。

私は乗馬クラブの娘ですが、馬に乗るのが上手ではありません。それは、どちらかといえばセンスがない方だからです。それに加えて、馬の世界から離れた期間で複雑な慢性腰痛を患いました。不器用な凡人・患者視点で、乗馬を学ぶことが私には求められているのです。

だから、私のこの自立していない体や心に目を向ける必要があるのです。

画像1

試行錯誤の日々です。

その他の要因はありますが、。わたし自身の知識や技量(体の健康と柔軟性)を磨かなければならい段階になってきたということです。そこで大切なことが『馬の動きを知ること』です。

私は初心を忘れかけていたのです。知識を学ぶことは、なによりも大切なことです。

画像2

その上で、

彼の良い所は、賢くて我が強いところです。賢いというのは、外界の刺激に対して敏感なだけでなく、人の身体的・精神的な動きを感じとる力が優れていると私は捉えています。そして彼はその人間の不具合にきちんと反応します。

そこに対しての敬意を、どんな瞬間も持ち続けていられるように、日々謙虚さと共に研究と勉強をしていこうと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?