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真緑 _

春先の空気感はあっという間に通り過ぎていって、カエルの大合唱や山の真緑、どこからかやってくる匂いから夏の始まりの直前に一瞬やってくるホタルの時期の空気感を全身で感じる。ホタルがやってくるな。と、野生の感覚でわかる。*

現代に対する納得のいかない常識やシステムに不満を抱えながら、わたしは密かに毎日毎日変化を願っていたような気がする。

その不満を、否定という形で外へ発散することで とても辛くなって、時々否定となって溢れ出しては自己嫌悪におちいる。だから困惑する自分自身で、困惑する自分の心や行動を俯瞰するようにがんばった。いつからか、喋らないことが苦手な方に逆転していたことにより、周りも私が喋るのを待つようになっていたから、それはそれで難しく神経をつかった。疲れたり、。

そんな日々の中で、変化はやってきていた。たくさんやってきてくれていたことに、今 改めて気づく時を過ごしている。

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新しい流れが、たぶん、6月後半からはじまる。丁寧に終わらす時間も、多くない。それはそれで惜しい気持ちになって、延長しようとする感情がうまれてきたけど、それは即受け流していた。わたしはもう、限界なのだから。丁寧に終わらしていく。

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新しい流れを匂わす出会いや出来事、心の動きを目の当たりにするたびに、今まで自分の近くに在ったものが古くなる感触にも遭遇してしまう。当たり前なことのようで、それらを丁寧に感じとってみると とても不思議なことだとも感じられる。

瀬野で生きているようで、広島で、日本で生きているようで、本当はある一面では、私は宇宙で生きている宇宙人だな◎と認識が深まる瞬間があるのです。

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でも唯一このめまぐるしい4年程の期間で 変わらないものがあるとしたら、愛する人や 愛おしい馬という動物 の存在。愛情は深く強まるばかりで、それらを通して魂は熟していく。それらを通して、私は本来の私を見つけることができる。根本に在る自由という欲求を満たすために。

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現実ばかりをみていると、現実離れしてしまう世の中に いつからだろうな。世の中は、180°一変した。ゆっくりと着実に変化していた感触を感じたから、身(体)の危険に対応しなければと思い 備えてきた。

今、八方塞がり状態やたくさんの問題を抱えている人たちが多くいる。だから人間は簡単に生きていかれなくなるだろう。不安だからこそ、対応策みたいなことばかりにかたよらず 自分自身の生にもっと五感を傾けていけばよいのだと認識している。問題ばかりの飽和状態で生き続けることは、健康でない。自分がこの時代に生まれきた理由に対して 答えるような人生を たくさんの人に歩んでほしいと心からおもう。

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