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覚悟 _

気づけば、2ヶ月が過ぎていた。

5月の下旬に 東京で働いている弟が帰ってきて、乗馬のことで 口論をした。それと同時期の生理が ものすごくしんどくて、腰痛もグツグツと爆発寸前だった。_ 実は 口論をきっかけに、" 馬と理学療法 " を関連づけた自分なりに構築していた まだホヤホヤの乗馬理論が崩れて自信を無くしていた面が在った。体の不調も重なり、その口論の後から 私は馬に一切乗っていない。

2ヶ月も、馬に乗っていない。濃くて 長い2ヶ月だった。

そして このnoteをはじめた。

腰痛体質を改善するための時間。そして、大好きな馬たちとどのように関わっていくのか、色々なことを踏まえた上で明確にするための 時間が始まっていた。

馬に携わる両親を 2階の自室から見守りながら 自分自身に情けなくなることは たくさんあった。生理前なんて もう大人の年だけど、子供のように大声で泣いた。

私のこの人生 馬は欠かせないものだということを、時間をかけてみることで 馬に対する思いが薄れないので しっかりと実感できているのも 事実。それはこの苦悩の日々が生んだ かけがえのないこと。


だけど時間も労力も限られている。

この、限られた人生の中で 残りの人生を思い通りに生きていきたいがための この苦しい期間。_ 今日は本当に苦しかった。

私はセラピストだけど、自分の腰を直すことに 今とても苦戦している。

2日前の晩は、軽やかに歩き 読書も 書き物も 料理もなんなくこなしていたんだけど、そんな当たり前のことが全くできなくなった。寝ても痛くて逃げようがなく、今回は蒸し暑いので、体の中に閉じ込められた地獄のように感じるほど。今日は本当に苦しかった。

患者さん、利用者さん。_ 障害や老化を抱え生きている人たちと関わってきた、今も少し関わっている。その痛みや苦悩を本当に理解してあげれないことに、申し訳なさを感じていた。自分がこうなってみて、さらに強く明確に思う。

 腰の痛みひとつ とても複雑なんだと身をもって感じている。私は体の中身の基礎知識があるから 意図的に深部感覚を開発してきた。そのおかげで細かな痛みの違いもよく分かるようになってきた。だから人の痛みを理解することがどれほど難しいことか、嫌になるほど分かった。

そして、直すということが 理解できなくなった面もある。私の腰痛は特に複雑だからかもしれない。こうやって言葉を溢れだしている時には 痛みが和らいだりする。心の声なんだと理解している。ネットやクリニックであふれる 具体的な面に特化した情報も とても為になるけど、体における抽象的な面を 欠かすことはできない。だって、排便があると心が楽になる。これは具体的と抽象的はセットだということを思わせる。大切にしたいことだと思う。

直す _ 私が私の力で再建してみないと知り得ないことなんだと思っている。いつか私には、私のような複雑な腰痛や苦悩を抱える人を 救える可能性がある。みんながhappyな方法で。そう信じている。

この人生で特別な大デトックス期間を体験しているに過ぎない。今日は本当に苦しかったから、そのことを本気で受け入れるために、noteを開いた。

今、すべてのことが私にとってはデトックスなんだと思っている。ネットの溢れかえる情報達、教育の場で学んだこと、教科書、誰かの描いた本。_ その自分の外側にある情報よりも、自分の体験から五感を通して得る学びを信じる。人のことは分からない。私の体をもっと分からないと、人の体は分からない。そして、たくさんの情報から 自分のためになるものを選択することはできない。

憧れの27歳は、ボロボロだった。じゃあこのボロボロな自分を 嫌いか。そんなことはない、この先は明るい。そのことを私はどこかでちゃんと知っている。だから負けたくない。同じことを繰り返したって、自分の弱さに 負けたくない。

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