第3四半期決算JT 23/10


2023年12月期 第3四半期決算短信資料


10/30に3Qの決算説明会が行われ、決算発表がありました。今回は期末の見通しが現実化する期であるため、株価への影響はとても大きいものとなりました。

決算内容

業績について

売上高、営業利益、純利益共に大きく伸ばしており、それぞれ、7.4%,9.1%,9.4%の増加となっております。
EPSに関しても249円となり、前期末と同額となりました。これから3ヶ月間で更に大きく伸ばしてくれると期待しています。

配当について

増配に関しての発表はなく、前期同様の188円(年)としております。
しかし、JTは配当性向75%を発表している。
今期EPS予測261円となっている

261円 ✕ 75% = 195.75円

約7円の増配余地はあると思われる。

配当性向とは、会社が税引後の利益である当期純利益のうち、どれだけを配当金の支払いに向けたかを示す指標です。
配当性向は、1株当たり配当額を1株当たり当期純利益で除して求められます。
(計算式)

1株当たり配当額÷1株当たり当期純利益×100(%)

日本取引所グループHP用語集より


株価の動き


11月1日は141円上昇し、4%と大きく株価を伸ばしました。

今回の発表に関して、市場はプラスへ動いている。予測以上の好業績見込みや増配期待から大きく上昇へ向かったと考えられる。新NISAの導入やメディアの特集などにより、投資への注目が集まっている。高配当投資は初心者への印象もよく個人投資家の資金流入も多少あると思われる。

また、12月決算になるので、あと3ヶ月間配当取りの買いが入ることで上昇を期待できるかもしれない。

しかし、毎度の事ながら、配当取りの下落は毎回起きるため注意・覚悟しておく。

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