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エクオール検査をしました〜エクオールって何?

先日、女性ホルモンの働きを助ける物質『エクオール』が体内でつくられているのか測定検査をしました。
エクオール検査「ソイチェック」について、どんなものなのかお話しできたらいいなと思っています。

参考にしたのは、
産婦人科医・高尾美穂先生のご著書
『更年期の教科書』世界文化社


月刊誌『栄養と料理(もっと知りたい女性ホルモン)2023年3月号』

栄養と料理公式サイト

女性ホルモンのこと


女性ホルモンには、卵巣ホルモンと呼ばれる「エストロゲン」と黄体ホルモンと呼ばれる「プロゲステロン」の2種類あります。
今回は、「エストロゲン」のお話。
エストロゲンは、女性らしさを作るホルモンであり、それだけではなく皮膚・血管・肝臓・骨組織に作用する働きをしています。

更年期とエストロゲン


エストロゲンは卵巣から分泌されています。
女性は、40代に入ると卵巣の機能が低下してエストロゲンを作れなくなります。
卵巣に女性ホルモンを出すように指示しているのは、脳の中の視床下部。
視床下部がホルモンを分泌するように指令を出しているのに、老化している卵巣はホルモンを分泌できなくなる。
このパニック状態が視床下部に影響を及ぼし、全身の自律神経の誤作動へと繋がり、身体の不調となって現れる。
これが「更年期症状」ということになります。

更年期は、ホルモン量が減少する閉経の5年前から、閉経後5年後までの10年間のことを指します。つまり、閉経を迎えないと自分にとっての更年期が分からないということになります。

エストロゲンに似た働きをしてくれる大豆イソフラボン


「大豆イソフラボン」は、大豆に含まれる抗酸化成分の一種で、エストロゲンに似た働きをします。
大豆イソフラボンを含む大豆製品を食べると、腸内で腸内細菌が「ダイゼイン」という成分を「エクオール」へと変換し、体内でエストロゲンのような作用をもたらしてくれるのです。
ここで出てきました「エクオール」!!!

エクオールという成分


毎日大豆製品を積極的にとっている人は、エクオールを作れる人の割合が高いそうです。
エクオールの成分が体内でエストロゲンのような働きをしてくれるお陰で、エクオールを作れる人ほど更年期症状が軽いというデータもあるようです。
しかし残念ながら、エクオールを生み出す腸内細菌は誰にでもあるわけではありません。エクオールを腸内で産生できるのは、日本人の半数と言われています。

エクオール検査


自分のエクオール産生能を調べるために、エクオール検査(ソイチェック)をしてみました。
検査キットは、楽天市場で購入しました。私が購入したのは、¥3,800。
このエクオール検査は、尿検査で郵送型の検査キット。
インターネットで検査申込をしてから返信用封筒で提出。
私は、前日に納豆1パックを食べました。
前日に摂る大豆製品の量の目安も検査案内に書かれています。

1週間ほどでメールで結果が送られてきました。とても簡単です。

尿中のエクオール量によって5段階で評価されます。
レベル3以上でエクオールを作る力があるとみなされます。
理想的なエクオール値(エクオールの充分な生産量)はレベル4、5です。

私はエクオールを作れる人?

私の結果です。


残念ながら、私のレベルは2。
腸内でのエクオール産生能は少ない、または作れていない。の結果でした。
ちなみに私は、大豆製品は摂っているほうです。
豆腐や納豆も大好き。毎日のように摂取しています。

結果をうけて

エクオールを生産できないと分かって、エクオールのサプリメント
大塚製薬のエクエルを取り入れようかと思っています。

エストロゲンの欠乏からの動脈硬化を防ぎたい。
エストロゲンの低下に伴って、骨密度も低くなり骨がもろくなることへの効果。骨密度の低下を抑える働きを期待して。
しわや、抜け毛への効果もあったら嬉しいな、とも思っています。

今回の検査を受けて、自分の身体と向き合う良い機会となりました。
私なりに「エクオール検査」のことを書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。
エクオールって何よ?と思った方にも少しでも伝われば良いなと思っています。

次の投稿は、今までと少し違った投稿になる予定です。

読んでいただきありがとうございました☺️




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