霊の慢性疾患たる嫉妬
私は、姉妹の1人と一緒に文章の校正を行いまいた。私達が会う時、歌も踊りも神の言葉を授かることも、真理に関して話すことも、その姉妹は、あらゆる面で私よりも優れていました。ホストファミリーの兄弟姉妹は皆、その姉妹を好み、その姉妹と話をしたがりました。そのため、私の心は全く落ち着かず、冷たくあしらわれているように感じ、彼女がそこにいる限り、私の居場所はないと感じるほどでした。心の中では、彼女に苛立ちを感じるようになり、彼女と組になって本分を尽くすことが嫌になってきました。彼女が去り、兄弟姉妹が私を好み、高く評価するようになることを、私は願っていました。
ある日、リーダーが私達の元を訪れました。その姉妹は、当時その女性が受けていた感情的精錬が原因で否定的な状態となっていることを理由として、別の任務へ異動することを希望しました。彼女がそう述べるのを聞いて、私は期待に胸が膨らみました。私は、「あなたが去るのを常に望んでいた。あなたが去れば、私は苦境を脱することができる。」と考え、すぐにリーダーがその姉妹に別の任務を割り当てるのを熱望していました。しかし、私の期待に反し、リーダーはその姉妹に新たな任務を割り当てなかっただけでなく、その姉妹と真理について粘り強く話し合い、その姉妹の状況を変えるよう支援しました。私は、それを見てとても不安になり、その姉妹が去ることを一層強く臨むようになりました。私は、「今回彼女が去らないならば、一体私はいつこの苦境から脱することができるだろう。いや、私は彼女を早く立ち去らせる方法を考えなければならない。」と考えました。結局、私は彼女がいない時に、そのリーダーに「彼女はいつも感情的精錬のために文章校正に集中できないでいます。彼女は聖霊の働きを失っているので、文章校正はできないでしょう。それが原因で、既に教会の校正編集作業に影響が出ています。彼女に新たな役割を与えた方が良いと思います。Xさんは作文力に優れているので、Xさんを抜擢して文章の校正させることができると思います。現在私が組になっている女性よりも、Xさんの方が、育成する価値が高いかも知れません。」と説明しました。私は、そう言い終わるとすぐに、「人類とはなんと残酷で残忍だろうか!狡猾で陰謀を企て、互いに争い、名声や富の為に争い会い、殺し合う――そのようなことは一体いつ終わるのだろうか。神は何十万の言葉を話したのに、誰も理解しなかった。……自分たちの地位を維持するために周りの人たちを圧迫も差別もしない人たちは何人いるだろうか。」(『言葉は肉において現れる』の「悪人は罰せられなければならない」より)という神の言葉が私の中に浮かび、私を咎めました。神の裁きの言葉に対して、あたかも神が私に面と向かって叱責しているかのように感じました。私はすぐに恐怖で震え、私が直前に述べた言葉を恐ろしく感じざるを得ませんでした。私は神の言葉の中で現されている「自分たちの地位を維持するために周りの人たちを圧迫し、差別する」という者に当てはまらないでしょうか。私が一緒に作業をしている姉妹が、あらゆる面で自分よりも優れていて、兄弟姉妹全員がその姉妹を好んでいることを知り、私は心の中で嫉妬を感じました。私は、彼女に苛立ち、彼女を差別し、自分が苦境から脱するため彼女が早く去ることを望みました。兄弟姉妹が私に注目して、私が兄弟姉妹の中に居場所があると感じられるようにするため、私はその姉妹の芳しくない状況を利用し、教会の利益を守るという名目で、リーダーにその姉妹のことを告げ口しました。リーダーを利用して彼女を去らせるという私の取り組みは、無駄に終わりました。私の行動により、私の真の姿が露呈され、私は邪悪で悪意に満ちたへびであり、私がまさに赤い大きな竜の子であることが明らかにされました。赤い大きな竜は、独裁政権を確立するため、必要とあらば、あらゆる手段を用いて反体制派を根絶します。私は、自分の兄弟姉妹の中心的存在となり、兄弟姉妹に囲まれるようにするため、自分にとって有利ではない者を奸智で排除しようとしました。赤い大きな竜は、自分自身よりも偉大な存在に嫉妬し、高貴な大志を抱く者を滅ぼします。私もまた、その姉妹があらゆる面で私よりも優れていたために、その姉妹に嫉妬し、不適切な手段により、その姉妹を排除しようとしました。赤い大きな竜は、自らの目的のために人々に対して有罪判決を下した上で殺戮を行ないます。私は自らの目的を達成するため、故意にその姉妹に関して大袈裟に話しました。私の行動は、まさに赤い大きな竜と同じです。私は明らかに過度に傲慢であり、邪悪であり、悪意に満ちていました。教会は、私達ふたりが心を1つにして優れた作業を行い、神を満足させられるよう、共同作業して互いに助け合うよう決めました。また、そう決めたのは、私達ふたりが一方の長所で他方の短所を互いに補い合い、一層多くの真理を得て、ふたりの性質を変化させられるようにするためでした。しかし、私は神の心を少しも理解していませんでした。私は、その姉妹が良くない状況にあるのを知ると、その姉妹を愛により助けなかったばかりか、自分の立場を守るために、その姉妹が早く交替させられるように待ち望んだのです。私は本当に極めて邪悪です。私の本性は極めて堕落しています。私には、正常な人間にあるべき愛がありませんでした。私は自分の目的を果たすためなら手段を選ばない程、人間性を完全に失っていました。すぐに悔い改めないならば、赤い大きな竜とともに、永遠に滅ぼされてしまうでしょう。
神よ、感謝します。神の裁きと刑罰により、私は手遅れになる前に目覚め、私の行いが赤い大きな竜と同じであること、そして私が名実共に、真に赤い大きな竜の子であることを理解することができました。これにより、私は自分の中にあるサタンの本性を忌み嫌うようになりました。今後、私は自分の中にあるサタンの本性と訣別します。私は自分のために争うことを止めます。私は、その姉妹との共同作業を向上させ、私達ふたりの本分を尽くし、神にご満足いただけるようにします。私は一層真理を求め、赤い大きな竜の毒を抜き取り、これにより神に安心していただける、真の人間として生きてゆきます。
広西省賀州市 何潔静
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