「・カ・ク・シ・ゴ・ト・」
カワタ
「そんなはずはない」
「いや、そんなはずない」
「あれは違う!!!」
「そんなはずが・・!!、あるわけが・・・ない・・・!!!」
・・ ・・・ ・・
カワタ
「完璧な作戦だ・・・」
「俺の企みに盲点はない・・・」
・・ ・
カワタ「絶対に直接やりとりをするな!!!」
ギン「どうされましたか?」
カワタ「あいつは何かある、何か隠している、でないとつじつまが合わない、おかしい、」
ギン「だからといって、直接やり取りしなければ何もわかりませんよね?」
カワタ「アイツのデータは全てある、通信も全て押さえている、
直接やり取りする必要はない」
ギン「データが本物でなかったら?」
カワタ「それはない、何年も前の履歴から調べてある。あいつは俺が操って奴隷にする」
ギン「勘のいい奴だったらどうします?」
カワタ「その時は、その勘とやらを逆手にとって、釣って思い込ませればいい。簡単だ」
ギン「本当にそんなことでうまくいきますかね?」
カワタ「今まで失敗したことはない。軽い洗脳だ、あいつの為にもなる」
ギン「やけにご執心ですね、
(何かあるな)
こっそり私がやり取りしたどうします?」
カワタ「身のためだ、やめておけ」
ギン「SNSをフォローするくらいいいでしょう?笑」
カワタ「だめだ、足がつく。なぜ知っているのか知られてはだめだ」
ギン「何か隠してるのは旦那の方では?」
カワタ「これは商売だ、おまえも金が欲しいなら俺の言うとおりにしろ」
ギン「どのくらいもらえるんで?」
カワタ「おまえの想像の100倍だ」
ギン「へぇ・・・そいつは・・・(こいつはなんだか信用ならねぇな)」
ギン「ところで、もし私にメリットがなくなった場合、どうしてくれるんで?」
カワタ「責任は俺がとる。完璧だ、こいつは何もできやしない、最悪口封じをする」
ギン「(ん?最悪??最初からそこが狙いか??)」
ギン「で、何を隠しているんで?教えてくださいよ」
カワタ「・・・洩らすなよ・・・」
・・・・・
ギン「そりゃあ・・・!?ことが大きくなったら大変じゃないですか!?」
カワタ「リスクはつきものだ」
ギン「(コイツ・・・今のはフェイクだろう・・・他にもまだ何か隠してるな・・・・)
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