終戦記念日を前に

また終戦記念日がやってきて、それを待ちかねたようにTVでもそれ関連の番組や特集が流れる。
私ももちろん平和主義だし、世界が戦争や紛争のない世界になったら、それがどんなに素敵なことかと想像してみたりする。

しかし、現実とは残酷なもので、半年前から今に至るロシアによるウクライナの侵略戦争。ニュースを見るごとに胸は痛むし苦しい…。平和主義な私でさえ、このまま日本が平和ボケしていていいのか?という疑問を持ってしまった…。
もちろん、ウクライナと日本では状況に違いはあるものの、海という障害物はあっても国境を接して、あのロシア、尖閣諸島を狙っているとも言われている中国、そして、ミサイル落とし続ける北朝鮮と国を防衛するのは必死と思われ、最悪のシナリオを考えるなら、その三国が同盟して攻めてきたら、世界の支援が来るとしても安心とは言えないのではないか?

本来なら外交で対話をして和平を保つというのは一番だが、守りおろそかにしていたらしいウクライナはロシアに攻め込まれてクリミア半島を占領されて、そこから軍備増強したのでなんとか今は戦える状態(世界の支援を受けつつだけど)になっているらしい。

何が言いたいかというと、平和ボケしているうちに敵国は忍び寄るという可能性があるわけだし、欧米とて無条件で助けてくれるわけでもないということ(日米同盟があったとしても)。
本当は終戦記念日周辺でこんなことを言いたくないが、個人的意見としては自衛隊の予算が増えるのもしょうがないと思うし(むしろ、そのままでいいと思う政党は信じられない)、場合によっては憲法を改正する議論ぐらいはあっても良いと思う。

軍拡をすると軍国主義が戻ってくるという人たちもいるが、そうさせないための国民の目が大切だと思う。
国を守るのは自分達自身でしかないとウクライナを見て思ってしまった2022年…。
21世紀のなのに20世紀の亡霊たちが跋扈する世界。安心はできないのだ…。


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