【中級1】吉運、凶運について
「吉運」「凶運」「逆境運」についてよく聞かれることがあります。
「吉運」だから「何もしなくても幸運が転がり込んでくる?」とか?
「逆境運」だから「今年1年は終わった?」とか?
世の中も人生も運勢鑑定もそんな単純なものではないと思います。
私が中心星四柱推命の「運」で重視しているのは次の3つです。
1)「転換点」→比肩
2)「凶運」「逆境運」→偏官、劫財など
3)「吉運」→正官、正財、食神、印綬など
※成り立ちによって同じ正官、偏官、比肩でも意味が変わります。
特に人生にとって大きな意味を持つのは「転換点」である比肩です。
これは年運結果運、月運結果運、日運結果運で「新たな出発」「離別」「生まれ変わる」「変化する」「けじめがつく」などの意味があるタイミングの運です。
運勢鑑定では先ずこのタイミングを意識して、どのように行動をすべきかを考えることが大事です。
また「凶運」「逆境運」は「運が悪いから全て諦める」のではなく「次のステップへジャンプするために体力、気力を蓄える時期」と捉えるべきです。
逆に「吉運」は「自身をもってチャレンジする」「失敗を恐れずに進む」時期です。
しかし、恵まれた時期だからこそ、有頂天にならず、慢心せずに進むべきです。
正官と偏官、つまり「吉運」と「凶運」は隣同士ですので、ずっと「吉運」「凶運」ということはなく、波があるのが人生です。
何が言いたいのか?というと
運勢鑑定は「行動のきっかけ」だと思って付き合ってほしいということです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?