自分はニッチなファンだったのかも

7月2日の、AKIRAの夜会に参加させていただきました。

参加と言っても移動中だったので、前半は聞き流す感じしかできず。
(でも、田口さんの話はちゃんと聞いた。田口さんが参加するというから参加したようなものなので。)
後半は家に着いたのでちゃんと聞けましたが、そんな事情もあり「聞くだけ」の参加になりました。
自分以外の参加者は、「バリバリのハンドボール関係者」っぽく、「しまった、こりゃ場違いだわ」と思いましたが、とりあえず最後まで聞かせていただきました。

自分は高校時代ハンド部でキーパーでした。
が、高校卒業後はテニス・ゴルフ・サッカー・ボウリングと、見るのもやるのも他のスポーツ。
で、2022年1月たまたまYoutubeでMVIの動画を見て気になり、それからMVIの試合を見始め、その後MVIの相手チームで気になったラ・ティーダと筑波大学の試合も見るようになりました。
その範囲の試合しか見ません。男子も見ないし、他のチームも見ません。
見ると言っても配信か動画です。北関東なので三重も沖縄も遠くて・・・
という、かなり「偏ったファン」でしょうか。

夜会では、「ハンドボール界これからこういう方向を目指すべき」とか「こういうこともやるといいよね」と言った話がなされてました。
にわかファンの自分にとっては、「ほ、ほう・・・」って感じす。
いろいろ大変なんだなぁ とも思いました。
でも、まだまだやれることはいろいろありそうだし、みなさんやろうとされているので、面白そうだなと思いながらお聞きしました。

その中で驚いたのが「ハンドボール自体の魅力を押してもダメ」的なことを、複数の方が言われていたことです。
驚いた理由は、自分が求めていたことと真逆だったから。

自分はもっと、ハンドボール自体の面白さを理解したいと考えていました。
そのためにもっと戦術的なことや、技術的なことを知りたかった。
が、自分が知る限りそういう情報はあまり発信されてません。(自分が受信できてないだけかもしれませんが・・・)

例えば、自分が唯一会場で見た試合は、国体のMVI vs 筑波大学でしたが、なんでMVIがやられちゃったのか、素人には全く判りません。
かなりディフェンス崩されてたように思えましたが、それが「なんで?」っていうような情報が欲しいと感じましたが、ありません。
そういうところが解って来ると、きっと試合をより楽しめるようになると思うのですが・・・

ただ、そう感じるのは、自分がハンドボール経験者だからなのかもしれないとも思いました。
多少は判るわけですし、高校時代にキーパーとして、チームのディフェンスへ指示出してた立場の視線で、「このディフェンスどうすりゃいいんだ?」的なことを知りたくなってる的な面もあると思うので。

おそらく今の各チームが集客しようとしている地元のお客様のほとんどは、ハンドボール経験者ではないでしょう。
そう考えると「ハンドボール自体の魅力を押してもダメ」ってのも理解できます。

自分としては、ハンドボール界には試合自体の魅力をもっと展開して欲しかったのですが、「地元の人ではなく会場に行かない(行けない)から、配信か動画でしか試合を見ないハンドボール経験者」である自分は、おそらくかなり二ッチなファンなんだろうなと感じた次第。
まぁ、仕方なし。

でも、高校だけハンドボールやってた人って、そこそこいるはず。
その大多数は、今はハンドの試合は見てないはず。
配信や動画により視聴のハードルが下がってわけですから、そういう人がハンド視聴するようになったのならば、底上げとしてはそれなりな気もしますが、どうなんでしょう?
それじゃぁ、お金落とさないからダメかな?

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