小6の息子が下校中に怪我した件
先週、帰宅したら小6の息子が「怪我した」と腕を見せてきた。
大きな絆創膏が2つ並んで貼られていて、見るからに痛々しい。
話を聞くと、下校中に友達数人とふざけて走っている時に、ある子から引っ張られてこけたらしい。
擦り傷とはいえ、傷は深めで範囲も広くて、まだまだ血も止まってない様子。
「誰?」「〇〇くん」「あー…」
以前、息子をいじめた子だ。怒りが湧いてきた。なんてことしてくれるんだ!
そんな私の気持ちとは裏腹に、息子はケロッとしていて、「めっちゃ何回も謝られたし、怪我の手当もしてくれたよ」と、相手の子のことをちゃんと褒めていた。
あー、私が引きずってただけだったわ。うちの子もその子も成長してるのに、いつまでも気にしてちゃいけないな…。
しばらくして、その子のお母さんからお詫びの電話があった。
ちゃんと話したんだ、やっぱり変わってないの私だけだった。
それから数日後、息子の習い事の日。
先生に怪我のことを話した時、ただ腕を怪我しましたとだけ伝えた息子。
後で先生にどうしたの?って聞かれても、こけて怪我したとだけ伝えて、友達のことはなにも言わなかったそう。
なかなかやるねー、かっこいいやん!
そういうと、「まあね」ってはにかみながら笑う息子の横顔が誇らしげに見えた。
怪我してから、今日で1週間。思ったより回復が早くてカサブタも少しずつ取れてきた。
私の気持ちが息子の成長に追いつけなかったけど、怪我の回復と共に落ち着いてきた。
お母さんも成長していかないといけないね…。
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