子どもが素直に言うことを聞くようになる3つの行動(幼児限定)

 現在、3人の子供を子育て中ですが、数々の失敗を重ねながら、これだけは上手くいったと思えるノウハウを書こうと思います。

 ①約束を守る
3〜5歳くらいの小さな子に対しては適当に返事をしがち。でも、「分からないだろう」とか「覚えてないだろう」と軽く扱わずに、今日お菓子を買って帰るとか、そんな小さな約束でもきっちり守るように努力します。
 どうしても約束が守れないときは、真剣に謝ります。「小さいから話したって理解できない」と思わずに、理由をしっかり話します。たとえ、正確な内容が伝わらなくても、意味が分からなくても、大人が真剣に話していることや、悪いと思っていることは伝わります。こうすることで、子供の思いを尊重していることを伝え、親子の信頼関係を築きます。

 ②自分で決めたルールを守る
 子供との約束を守るだけではなく、自分でこれだけは守ろうと決めたルーティンをきっちり実行します。どんなことでもいいので、必ずやりきる。子供は親の行動をよく見ているので、「お母さん(お父さん)はやると決めたことは必ずやる人なんだ」というイメージを小さい頃に植え付けます。すると、例えば「ここではジュースを買いません」と言うと、言った通りに実行する人だと思い込んでいるので、駄々をこねて困らせることはありません。我が子によると、言っても無駄だと諦めるらしいです。

③子供の困った要求に惑わされない
 とはいえ、①②の行動を貫いて定着するまでに少なくとも数ヶ月はかかります。その間、子供は「いやだー」と全身で反抗したり「ちょっとだけ」と隙を突くようなことを言ってきたりすることもあります。そんな時にもブレてはいけません。感情的に怒ったりせず、冷静に話します。
 子供が要求を通そうと泣き叫んで暴れるような動きをしたら、外出先なら抱き抱えてその場を離れるとかして、とにかく、子供の訴えで簡単に変えないことです。(原則は変えないですが、状況に応じて臨機応変に対応することもあります)

たったこれだけです。

この3つのことを1人目の子が小さい時に実行すれば、2人目、3人目は上の子が言い聞かせてくれます。小学生くらいになると体も大きいので難しいですが、5歳くらいまでならなんとかなるかもしれません。
 一度、この行動パターンが定着すると、その後がすご〜く楽です。公園で遊んでいても時間になって「帰るよ」と声をかければすぐに帰ります。
買い物の途中で「アレ買って」と振り回されることもありません。
ルールを決めたら基本的守るので、小学生になってからも宿題をしなさいと怒らずに済みます。ゲームをやめなさいも言ったことないし、携帯の使い方でケンカすることもないです。

逆に時々、「お母さんこう言ったよね」と諭されることがあります。謝るしかありません。

 ときどき、子どもに振り回されて困っているお母さんたちを見かけるので、ここに書き残してみました。

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