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マーク式テストが苦手だけど統計検定3級を受けてみたお話

短時間でたくさん問題を解くテストが苦手な方への参考になればと思い書きました!

CBT方式に統計検定3級について、

・試験時間は60分
・問題数は30問程度
・合格は100点満点で65点以上

マーク式テストが苦手な私の前提として、

・大学は理系で数学は好きです(CBT方式試験の4級はほぼ勉強無しで取得できる程度)
・センター試験などのマーク式のテスト、特に短時間で多くの問題を得テストが苦手です
・勉強は平日に30分〜1時間程度しか時間が取れません

1回目の勉強方法と結果

もともと数学が好きだったので統計検定3級の過去問を解いておけば合格できるだろうという軽い気持ちで勉強をはじめました。
日本統計学会公式認定 統計検定 3級・4級 公式問題集[2018〜2021年]」を1周、直近2年分は2周解いて、8割以上正解できる状態で試験に望みました。このとき、2020年からの新出題範囲の「相関と回帰」、「確率分布」、「統計的な推測」のうち「確率分布」と「統計的な推測」は半分も解けない状況でしたが、その他が解ければ問題ないだろうと考えてテストに挑みました。

使った教材は、
・日本統計学会公式認定 統計検定 3級・4級 公式問題集[2018〜2021年]
JSSCがHPで提供している2021年6月の過去問題

結果…59点で不合格
あと、1~2問で合格ラインでした。
振り返りとして、65点取れればいいから分からない問題は飛ばす方針で、理解できていなかった「確率分布」と「統計的な推測」をほぼ飛ばしていたので新出題範囲を理解できれば次は合格だ!と思い、新出題範囲の理解に学習方針を変更しました。

2回目の勉強方法と結果

新出題範囲を中心に分からない問題をなくすために、「改訂版 日本統計学会公式認定 統計検定3級対応 データの分析」を使って、分からないところを潰していきました。この参考書にも例題が付いているので、例題が解ける程度の理解度まで学習しました。

使った教材は、
・改訂版 日本統計学会公式認定 統計検定3級対応 データの分析

結果…54点で不合格
なんと、1回目より点数が低い結果でした。
振り返ってみると、どの問題も分かりました。ただ、時間配分をミスしていました。最初から順に解いていって、ちょっと時間かかるけど分かるなというものも飛ばさずに解きました。最終的に10問近く手を付けていない問題が残ってタイムアウトになってしまいました。
ここで改めてわかったのは、短い時間で多くの問題を解くのが苦手だから粘って解いちゃだめということ。しかも、CBT方式は1問1答なので、私はペーパー試験よりも問題を読む時間が多くかかっていました。ということは、どの問題も8割程度理解して、解答に時間がかかる問題は飛ばす方針にすれば次こそは合格できるはず!と考え、3回目に挑みました。

3回目の勉強方法と結果

3回目は、2回目の2週間後に受けに行きました。どの問題も8割程度理解して、解答に時間がかかる問題は飛ばす、という方針で進めました。2回目までで8割程度の理解はできているので、これまで使った教材をちょっとだけ復習してからテストに挑みました。

結果…78点で合格!
今回の方針が功を奏し、無事合格できました。しかも、3回目ではこれまで2回の試験内容と類似した内容が多く出題されたので問題を読むのもスムーズでした。

まとめ

今回の結果から私のように短時間でたくさん問題を解くテストが苦手な方は、出題範囲を8割程度理解して、時間かかりそうな問題は飛ばす(5問くらい)、という方法を取れば合格ラインになると思いました。
更に、マークが苦手な人は問題に慣れることも必要なので、1度不合格でもめげずに何度か受験してみるのはありだなと思いました。

少しでも参考になれば嬉しいです!


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