2019年3月26日の日記「注射怖い」

 酒飲みながら書いてます。9%のチューハイを2本。酔った状態で日記書くの初めて。大丈夫かな。

 健康診断に行った。都合上必要だったから。
 特にどこの病院が良いとかは分からないし、健康診断なんて何処に行っても同じだろうと高を括り、最寄りの適当な病院を選んだ。これが失敗だった。
 僕の診断を担当したおばちゃんは、新人なのか、もしくは慌ただしい性格なのか。どちらにせよ、とにかく危なっかしい方で、見てて不安になるような人だった。
 体重計の見方が分からなくて他の看護師に聞きに行ったり、視力検査でどっちの目を隠すように指示したか分からなくなったり。他にも細かいことは多々あったが、この人信頼して大丈夫かと思わせるような人だった。

 聴力検査に至っては、とにかく酷かった。その病院は聴力検査用の部屋があるわけでは無く、専用の機器をその場で耳に当てる方式だった。それ自体は別に問題ないが、環境がいけなかった。部屋自体の換気扇が煩く全く聴こえないのだ。しかも「聴こえたら、はいって言って下さい」だと。普通、専用のボタンを押すか、手を挙げて下さいじゃないのか?

 しかもそのおばちゃん、音を鳴らすタイミングで何故が「はいっ!」と自分でデカい掛け声を上げる。前述の通り、部屋が煩くて音の判別が出来ないで、そのおばちゃんの「はいっ!」に合わせて、僕も勘で「はいっ!」と言うと、問題なく聴こえていると判断された。いや、あんたが掛け声上げるから音が鳴るタイミングが分かるだけで、依然として聴こえてはいないんだが。
 しかも機器が古すぎるせいなのかボタンを押す度に「ガッチャン!!!」って爆裂に煩い作動音が鳴るから、それでバレバレだし。何から何までズボラ。

 他にも不安を抱えながら心電図やエックス線を終え、最後に採血をします。と言われた。
 僕、十数年ぶりに注射が怖いと思った。このおばちゃんに任せて大丈夫か?嫌すぎる。
 そんな僕の心配を他所に、おばちゃんは僕の腕に消毒液を塗りながら「血管見えないな」とか、ぼそぼそ言ってるし。帰っていいか?

 なんとか血管を見つけ、針を刺して血液を向いていくおばちゃん。そんな中、僕は一抹の疑念を抱いた。この人、採取する血液量をしっかりと把握しているのか?
 規定値の何倍もの血液量を抜いているんじゃないか?貧血にならないか?何回も失敗するんじゃないか?そもそも注射器の扱い方を分かっているのか?と不安でしょうがなかった。そっぽを向いて目をつぶり神へ祈る。
 そんな僕を見て「注射怖い?」と聞いてくるおばちゃん。いや、お前が怖いんだが。

 なんやかんやあり無事血液採取を終了。無事と書いたが、未だにあの人を信用していない。大分血を抜かれた気がする。あんなに必要か?専門知識がないので、全く分からない。不安すぎて血液を取り戻すために、がっつり肉を食って帰った。おわり。  

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