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#アタック20-21アーティスト前谷くんとタカカーン


Facebookで、ふと目に入った展示情報。京都の「すごす/センター/家/AIR」という場所での3人展。「一泊二日」展。

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「一泊二日」展
日時:2021年12月 16日(木) 〜20(月)15:00-20:00

会場:すごセン(すごす/センター/家/AIR)
住所:京都市南区上鳥羽南唐戸町121-4  ※121までで検索して右隣の久世ハウスという建物です!(最寄バス停 五丁橋)

料金:1,000円(期間中何回でも再鑑賞可能です)

参加:初街のいにしえ兄弟
(倉科 直弘=写真・脚本、タカハシ ‘タカカーン’ セイジ=録音・会場主、前谷 康太郎=映像)

内容:
「 3人でひとつのことをやってみたい」という倉科からの提案で始まった企画。
どこまで狙ったかは知らないが、 3人でのやりとりのために倉科が立ち上げたメッセンジャーアプリのグループ名が「初街のいにしえ兄弟」。全く気にも留めていなかったタカハシと前谷 。企画会議のたびに宴会になし崩れていく。 だんだん焦るタカハシ。ふと倉科が、「写真ではなく、脚本がしたい。タカハシは何もしない気だがなんかやりなさいよ」。一瞬戦慄したが、 3人で映画を作るものか?と、そこで決まった光と音と言葉のスペクタクル。
「初街」とは「はつがい」と呼ぶ倉科の造語だそうで、「訪れたことのない初めての場所」のことである。今回、時間もなかったことから、当日にタカハシが閃いたさらなるテーマが「ディスカバリー大阪 」である。 現在は、倉科以外大阪をベースとしていないが、同じ街に住んだことがあり、改めて「大阪」とくくっていることへのおごりに向き合うべく、南南へと車を進めた。さて、そこでどんな発見があったでしょう・・・。

主催:すごす/センター/家/AIR

補助:文化庁「ARTS for the future!」事業

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3人のうちの前谷康太郎くんのことを知っていて、もう随分会ってないから、寄ってみることに。前谷くんとはIMIというアートスクールで一緒でした。私は当時、岡山で主婦始めた頃で、勢いで兵庫県まで週末通うということをやってて、前谷くんはすでに映像のアーティストとして活動、活躍されてた記憶が。

▼イケてるサイト


流れで当時の我が家に遊びにきてくれたことも。

10年前のこのブログを発掘して気づきましたが、今もやっとること全く変わってないな…!この時も、田舎に住み始めたもののいろんな人に出会いたい(来てほしい)けど、店とかやるのは大変だから、家に来てもらおうと思って、家にくることをプロジェクト化して、友人のアーティストが面白がって作ってくれた「ようこそよしながへ」っていう看板持って駅迎えに行って写真撮り、必ずブログにログるってことをやってました。全く一緒やな…!(今回も旗は友人が勝手に作ってくれたし)

▼当時の看板

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▼当時の背景


田舎の主婦が暮らす家やのにめちゃくちゃいろんな人が来てくれて、上記の看板作ってくれた友人が、「もめさんのやってるようなことを『住み開き』って名付けようとしている人がいるから紹介する」と言ってくれて、本に紹介いただいた思い出もあります。

▼紹介してくださったときの思い出


ということで、前谷くんきっかけで、今やっている自分の行動が、ある意味パターン化されたことなんやと気付いて面白く感じて過去をディグってたら前置きが非常に長くなりましたが、どうも前谷くんも1984年生まれとのこと!敬語で遠慮がちに連絡とってたけど、一気に心の距離が近づきますやん。

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スペースの近くに京都醸造があったので、ビール6本抱えて突撃。どうも3人展のうち2人、1984だそう。1984の引きが強くなってきました。

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展示内容のテキスト読んでいただいたら分かるように、友人同士のある意味「ノリ」で始まった企画。前谷くんは本人曰く、コンセプトをガチガチに決めてしっかり作り込むタイプだけど、他の2人はインプロ(即興)系。2人のノリに誘導されながら3人で、大阪の中でも行ったことのない街に、1泊2日で行って作った作品展です。

前谷くんの作品は、2つのカメラで同時に撮影し、LIGHTの文字は木漏れ日を捉えていて、揺らぎを見てると心地良くて飲みたくなってきて、思ったことそのまま、「飲みたくなってきた!」と言って、自分で持ってきたビールの缶を開けて乾杯。京都醸造の「一期一会」。ええやん。

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このスペースの運営者でアーティスト/アクティビストなタカハシ'タカカーン'セイジさんも、同い年で「京都で友達いない」って言っていたので、ぜひ京都の友達増やしたい同い年同盟として、仲良くしていただこう!

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風情ある喫茶店って感じで、ディティール素敵な空間。

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ですが、もう別のスペースに移動するらしく、もうあとちょっと…!最後の展示、もし行ける方ぜひ遊びに行ってみてくださいー!

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良きつながりを、1984によって結び直せたような日。とっても嬉しい。



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