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うちのにわで、合鴨をさばいていただきました。

神戸市北区淡河町。先週の友人宅での1984の集いに続き、またも遊びに行きました。ここは暮らす様が素敵な人が集まる町。

お世話をしてくれたのは、NIU FARMのゆきえちゃんと康平さん。ふたりが管理をしているケハレが会場。鶏をさばくことを教えてくれる、うちのにわのしんちゃんの締め方は、すごく穏やかだよとゆきえちゃんから聞いていました。 

私自身、田舎で生活していたことがあったので、鹿をさばいたり、庭で鶏を飼ってしめたシーンには触れてきました。が、随分前だし、小2の娘も当時は赤ん坊だったので、いい機会だし、ケハレにも行きたいし、ゆきえちゃんにも会いたいし、と伺うことにしました。

今回は、二羽の合鴨。首の辺りの毛をむしり、頸静脈に包丁を入れて血を出し切ります。合鴨は鶏よりもエネルギーがあるそうで、暴れないようにしっかり手で抱き抱えます。血も器にとり、自然とプリンみたいに固まるので、もつ煮に混ぜ込みいただきます。むちゃくちゃ鮮やかなマゼンタ。 

しっかり息絶えたことを確かめ、100度に沸騰させた湯につけ、毛穴をひらかせて、毛をむしります。鮮度が当然大事なので、湯を沸かしておくなど段取り命。毛がむしられてくると、段々と見覚えのある「食材」に見えて来る不思議。

うちのにわのしんちゃんは、見るのが難しい人に強制することはまったくなくて、ダメな人はダメだから無理にしなくて大丈夫だよと言ってくれます。ちなみに娘は、NIU FARMの愛犬ルンタくんと散歩し、時折見に来て、ちょっとだけ毛をむしっていました。毛がなくなった合鴨を見て、「こういうおもちゃある」って。笑 確かにヴィレバンとかにあるね…。笑

骨、肉、内臓に解体した合鴨は、淡河でとれた新鮮な野菜と共に、鴨鍋に。しんちゃん特製の蜂の子入りチャンジャみたいな辛味調味料や、柚子がよく合う。

FARMSTANDで一緒に働いていたゆきえちゃんは、私が青菜好きなことを知っていて、青菜の一品も用意してくれてました。まだ柔らかい大根葉をひしおで和えているものらしく、永遠に食べられそうだった…。

養蜂もしてるしんちゃんによる、蜂クイズが突如はじまったりも。学校の小テストみたいで面白い。


ケハレに宿泊し、朝は鶏ガラを使ったお粥をいただき、ご近所のうちのにわさんにお邪魔しました。 

麦踏みダッシュをしたり、長縄したり、蜂蜜を試食させてもらったり…。一番癖ありのセイタカアワダチソウの蜜の時期のは、ウィスキーに合わせたい味でした。

ゆきえちゃんや康平さんはもちろん、EAT LOCAL KOBEの小泉夫妻(あゆみさん、ひろさん)、IN THA DOOR BREWINGのみかちゃんちかちゃん、初めてお会いしたご夫婦などなどと美味しいもの、気持ち良い風景に囲まれて過ごせて、むちゃくちゃ幸せな時間でした。


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