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『私、主役の赤座あかりです』が神曲過ぎる。

2024年の現在、2011年に放送されたアニメのキャラソンについて記事が書かれることがあるのだろうか。

全然ありそうだ。


今日は、私が今まで聴いたキャラソンの中で一番ドはまりしたのではという曲『私、主役の赤座あかりです』について語りたい。(youtubeで聴けるので、良かったら聴きながら読んでくれ。)

この曲が何の曲なのかはとても分かりやすい。タイトルで教えてくれているもの。

赤座あかりちゃんが主人公(ココ重要)のゆるめの百合アニメ、『ゆるゆり』のアニメ1期のキャラクターソングだ。

『私、主役の赤座あかりです』に出会ったきっかけ

最近、映画『大室家 dear sisters』をきっかけに『ゆるゆり』の履修を始めて見事にハマり一気に3期、さらに中編アニメまですべて視聴した。

そんなアニメ『ゆるゆり』を見ていて、とても印象に残っていることの一つに"アイキャッチ"のキャッチーさがある。特に1期2期。

キャラクターによって違うBGMが流れて、それをバックに各キャラクターが走ったり動き回ったりするシンプルなものなのだけれど、1話2話とどんどん視聴していくにしたがって謎の中毒性のようなものを感じていた。

もちろんキャラクターが可愛く動いている良さもあるのだけれど、それにしても中毒性がありすぎる。たった10数秒程度のアイキャッチになんでそんなに惹かれるのだろう…と疑問に思っていたのだけれど、裏でかかっているBGMがとてもキャッチーで良いものだからだと気づいた。

そして少しインターネットをさまよっていたら、1期2期のアイキャッチの裏でかかっているBGMは、各キャラクターのキャラクターソングらしい。

アイキャッチにしてはキャラクターによって用意されていて豪華だなと思ったら、なるほどキャラソンとは。

そう思って、これまではオープニングやエンディングを中心に聴いていたのだけれど(OPEDも大変良い)、キャラクターソングもちょこちょこ聴くようになった。

そこで出会ったのが『私、主役の赤座あかりです』。1期のあかりのアイキャッチの裏で使われている曲だ。

P.S. そんな中毒性あるゆるゆりのアイキャッチが見たい方はぜひゆるゆりを見よう!!!今ならPrime Videoやdアニメストアで見れるぞ!

何が良いのか。音楽も歌詞も声優さんも良い。

前置きが長くなってしまった。何が良いのかを挙げていきたい。

のだけれど、特に音楽に関する語彙力が無いのは許してほしい。頑張る。

曲が始まるとまずはアイキャッチ部分にもなっているリコーダーのパートが始まる。リコーダーが間抜けな雰囲気を感じさせてくれる。アイキャッチで初めて聴いたときは少し笑ってしまった。裏で入ってくるドラムの軽快さもとても好みだ。

Aメロは控えめに軽やかな鍵盤の音が流れ、おっきく口をあけて歌ってそうなあかりの歌声が聞こえてくる。全体を通して声優の三上枝織さんの歌い方が天才的で、ちょっといじけたような、それでいて「私は主役なんだもん!!!!」という一生懸命な主張をめちゃくちゃに伝えてくる歌い方をしている。すごい良い。

ここの歌詞もめちゃくちゃいい。

周りはみんな ゆりゆりしてる
あれれ 乗り遅れてる?

『私、主役の赤座あかりです』(作詞:はかせ、作曲:ARM)

『ゆるゆり』を見る前は、タイトルの通りゆる~くゆりをしている作品なのかなと思っていたのだけれど、実際に見てみるとそれは違うことがわかる。確かに雰囲気はゆる~いのだけれど、節々に感じる空気感や会話にガチな百合を思わせるカップリングがたくさんいる。

そしてそんな中、あかりだけ、あかりだけ確かに乗り遅れているのだ。かわいそう。(原作まだ未履修なので、最新のあかりちゃんがどうなってるのか不明)

ちなつちゃん、もらってあげてほしい。

本人は必死なところ、間に入る「ぽっぽー」というリコーダーも間抜け感マシマシで最高だ。


Bメロは、少しスローな感じになって、あかりが理想の主役について語ってくれる。

主役と言えば 当然
そう良い子で 出来る子
人気もある

『私、主役の赤座あかりです』(作詞:はかせ、作曲:ARM)

後ろではたくさんのあかりが「アーカリン!」と一生懸命叫んで、自分を励ましている。

ここほんとうに好きでいつもニコニコしながら聴いてる。

あかり、とても良い子でみんなから好かれてるので、ほんとに出番がないだけなんだよな。。切ない。


そしてサビ。

サビはリズムが最高で、「てっててててー」と裏で刻まれている電子音の中毒性がやばすぎる。

ここを聴くためだけに再生したことが何十回もある。

そして多分この曲の中で一番好きな歌詞がコレ。

影が薄いとか
キャラが弱いとか
気軽に口にしちゃ
いけない日本語!

『私、主役の赤座あかりです』(作詞:はかせ、作曲:ARM)

必死!!!!!!!

かわいそう!!!

そうだよね。。気軽に口にしちゃいけないよね。。。

この歌詞がサビなの、かわいそうすぎる。

このフレーズがお気に入りすぎて、音楽と共にこの曲ではサビが一番大好き。

そしてサビの後の「ゆ・る・ゆ・り…」と続いていくコール。

ゆるゆり ゆるゆり わー
主役のあかりです!

『私、主役の赤座あかりです』(作詞:はかせ、作曲:ARM)

最後の「主役のあかりです!」の「す!」の部分、「すぅ~~~~!」って歌うんだよね。口とんがらせて歌ってるの。かわいすぎる。

2番のサビが終わった後、再びのリコーダー(ちょっと震えててすごい一生懸命吹いてそう)、からのあかり決死の主役主張タイムに入る。途中に挟まる「あーっかりん!!!!」が少しでもみんなの印象に残ってやるぞ!!!!という意思がひしひしと伝わってきて本当に良い。

世界を照らすあかりです

『私、主役の赤座あかりです』(作詞:はかせ、作曲:ARM)

あまりにも出番が無さ過ぎて、自分の有用性を主張しているの切ない。

そしてそんな本人の必死な主張をよそに、裏ではピコピコと間抜けた音楽が鳴っている。良すぎる。

アルバムのカップリング曲『背景』も大変良いぞ

ここまで、私の少ない語彙力で必死に『私、主役の赤座あかりです』の魅力を語ってきたのだけど、どうだろうか。少しは魅力が伝わってくれたら嬉しい。あかりの一生懸命な主張も報われる。きっと。

そして、この『私、主役の赤座あかりです』が収録されているアルバム『ゆるゆりのうたシリーズ♪01 私、主役の赤座あかりです (歌:赤座あかり/CV:三上枝織)』のカップリング曲の『背景』も大変良い曲なので、これを読んでまだ聴いたことない人はぜひ聞いてほしい。

同じくかわいそうでかわいいあかりの様子が楽しめる。日頃の感謝の気持ちを述べているセリフパートがとんでもない雑音に邪魔されて全く聞こえてこない。そしてひたすらに音楽が良すぎる。こういうアニソン、カップリング曲にとんでもない良曲が潜んでいることってある。。。。よね。。。


ゆるゆり、全体的にすごい好みの曲が多い。音楽を表現できる語彙が無さ過ぎてなぜなのかがわからないのが辛い。ノスタルジーっぽい雰囲気を感じて好きなのかもなーとは思っているんだけど、どうなんだろう。

あかりのこの顔すき。







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