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敬意を持った議論ってめちゃくちゃ面白い

最近はまり始めてるYoutubeチャンネルがあって、「ゆるコンピュータ化学ラジオ」というのだけれど、そこで繰り広げられている建設的で敬意が持たれている議論が聞いていてめちゃくちゃ面白い。

情報工学を専門とした情報系オタクの堀元さんが言語学オタクの水野さん(※)にコンピュータ化学についてひたすらに話すという内容で、その内容自体もとても楽しく聞けるんだけど、なにより堀本さんと水野さんの会話の応酬、議論がおもしろい。

※ゆるコンピュータ化学ラジオの親元チャンネルは「ゆる言語学ラジオ」というもので、立場が逆になって水野さんが言語学について堀元さんにひたすらに話しているような内容。こちらもとても興味深い。


堀元さんの「これはこうなんですよ!」という主張に対して、水野さんが「なるほど~!」と納得することもあり、「いや、ちょっとまって、それってどういうこと?」と打ち返すこともある。

その打ち返しに対して、もちろん「なんだと~~~!俺を否定するのか!」とは決してならない。

「それってどういうこと?」に対して、他の例えを用いてさらに説明してみたり、その反論が納得しうるものなら素直に論破された!と無邪気に答えることもある。

逆に「それってどういうこと?」に対して、的確な答えが返ってきたら「それは確かに」と納得してみる。


総じてお互いがお互いに対して敬意がある状態で議論が繰り広げられているのだと思う。そういう議論はお互いにとってプラスの時間になる。

お互いへの経緯がある状態じゃないと本当の議論って成り立たないよな、とラジオを聴きながらひしひしと感じた。Xでよく繰り広げられるレスバトルの多くは議論ではなく、主張の押し付け合いになりがちだよな~とか。

なんだかフワフワしたアウトプットしかできなかったけど、なんにせよ、敬意がある議論ってめちゃくちゃ面白いんだな、と改めて認識することができた。




このお二人のチャンネルは、お互いがそれぞれの文系・理系の知識をふんだんに使いながら、クロスオーバーしながらいろんなものを表現して話を繰り広げられていくのも良い。

たぶんそもそもが二人とも勉強好きで本などをたくさん読んでる。あれだけ引き出しがあったら楽しいだろうな~~~~。

おすすめ。


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