【人気作品】すべて完売のドラえもん おそ松くん ビックリマン タッチ AKIRA パロディー
RE Member シリーズと題して、昔なつかしのアニメや漫画のキャラクターをアートに昇華する試みを始めました。
って言うと、まるで僕が世界で初めてやり出したみたいだけど、全くそんな事なくて、
シミュレーショニズム(簡単に言えばパロディとかオマージュ)といわれるアートのジャンルがあって1980年代くらいからニューヨークを中心に行われてます。
村上隆さんのスーパーフラットとかの逆輸入はもちろん、最近は日本でもドラえもん展をやったり
カウズ展(ミッキーマウスとかセサミストリートのパロディ)が森アーツギャラリーで行われたりと、シミュレーションとかネオポップの波が来てる印象。
昔からシミュレーション系といわれる画家の作品を見るのは好きだったけど、きちんと理解できてなかったせいか自分で描く気にはなれなかった、
「もっと上手いっぽい絵を描きたい」
「カッコいい絵にしたい」
って方にベクトルが向いてた気がします。
今思うと自分独自の表現方法と現行の文脈を結びつけるものがなかったし、
世界のアートの潮流に自分なんかが合わせに行く必要はないと思ってました。
でも今のアート界の事を知れば知るほど、「表現したい欲」が出てきたので自分なりの方法で描くことにしました。
赤塚先生のキャラクターは何にしようか迷ったけど、イヤミにしました。
やっぱりかっこよくないものやキッチュ的なものをオシャレな感じにする事にやりがいを感じるし、そのギャップが見てる人には面白いと思う。
ただイヤミのシェーーを観察して思ったのは、完璧なバランスで描かれてるということ。
ヒトが驚いた姿を、からだ全体をつかって漫画の中で表現する為に研究されたポーズだと思うけど、こういう極端なデフォルメした表現をやりだしたの赤塚先生なのかな、、
やっぱ手塚先生かな、
シェーーと同じく、ジョジョ立ちとかもマネする人いるけど、視覚的な違和感に人は興味そそられる生き物で、人気の裏にそういう様々な工夫がなされてるとあらためて勉強になった。
サタンマリア、浅倉南も描きました。
ありがたいことにすべて完売していて、少し加工して作ったポスターも好評です。
因みに現在は漫画「クローズ」の坂東ヒデトを描いてますww
お部屋の雰囲気をガラっと変えてくれます。
以上、
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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