〜CL京都の備忘録〜 【ルギアVSTARにカビゴンを添えて】


 初めまして!もきゅうと申します!
今回、チャンピオンズリーグ2023京都に出場させていただきました!戦績は4勝3敗で332位と、バクフーンVのプロモまであと一歩届かない結果となってしまいました……
今回のnoteではデッキリストの紹介や当日のマッチなどについてお話できたらなと思います!
質問等がありましたらTwitterのDMまで宜しくお願い致します。
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それでは本編です!目次は以下の通りです。


・デッキリスト

 今回のCL京都ではルギアVSTARデッキを使いました。大会の前日までエネルギーの枚数とポケモンの選択で無限に迷ってましたが、なんとか自分の納得いく60枚にできました。

・デッキの選択理由

今回ルギアVSTARを使おうと思った理由としては、ぶん回った時の圧倒的な強さと、サブアタッカーの選択肢の自由度の高さを評価しました。
 どのデッキでも上振れれば当たり前の様に強いですが、ルギアデッキが上振れたらばかみたいに強いですし極端な話、「そんじょそこらのデッキには負けん!」みたいなデッキだと個人的には考えています。サブアタッカーの選択肢が豊富な点も良く、様々な状況や環境に応じてアタッカーの選択が可能な点も良いデッキだと感じました。
 ただルギアデッキは少し不安定なデッキではあったので、どれだけ安定性を上げてなおデッキの強さを維持できるかが課題でした。
 

・採用カードについて

・ポケモン
・ルギアV 4枚 ルギアVSTAR 3枚
 デッキの柱。アッセンブルスターを言えないとお話にならないし、1ターン目でルギアVを必ず置きたいので妥協せず4枚フルの採用、VSTARもしっかり3枚の採用にしています。
 またルギアVSTARはHP280と高HPに、申し分ない技の打点、オマケのスタジアムトラッシュ機能、逃げエネも最低保証の2エネ。無難に強い。

・アーケオス 4枚
 特殊エネルギーを2枚付けれる特性が圧倒的に強いです。アッセンブルスターでは絶対に2体出したいポケモン。妥協はしたくなかったため4枚フルの採用です。
 3枚の採用にするならバーネット博士を1枚入れたいかなと思いました。

・ネオラントV 1枚
 特性でサポートをサーチできる優秀なポケモン
技のアクアリターンもルギアデッキでは無理なく技が使え、山に戻る事でサイドレースで不利になることを防げるます。
 また最近ではネオラントVを2枚入れるデッキも増えてきていましたが今回は1枚の採用でした。2枚あるとより安定性が増します。

・ムーランドV 1枚
 技「おかわりファング」でたねポケモンを倒すとサイドを追加で1枚取れて、パワフル無色エネルギーで最大打点120まで伸ばせる超優秀なカード。ワイルドタックルもちょっと優秀。
 対ロストバレットにおいてサイドレースを有利に進めることができるカードのため今回は採用しました。
 余談ですがムーランドVのSRを1320円で購入した翌日、身内から400円で売っていたとの情報を聞きかなりショックを受けました。

・かがやくリザードン 1枚
 技「かえんばく」は250点と高火力で、特性「エキサイトハート」により相手が取ったサイドの枚数分、技使うのに必要なエネルギーが無色1個分少なくなっていくので、中盤や終盤での強さはもちろん、こだわりベルトも合わせてVSTARを取れる打点も持ち合わせている強いカードです。しかし次の番技が使えなかったり、逃げるエネルギーが3個なのでスタートすると若干苦しいです。

・アメイジングイベルタル 1枚
 エネルギー要求が炎、悪、超、無色2個と重いものの、確定で気絶させることができる強力なポケモンです。VMAX対面でサイドレースを有利に持っていくことができます。
 またハイド悪エネルギーの恩恵も受けることができるので逃げエネ0のポケモンとして使うことも出来ます。

・バケッチャ 1枚
 特性「かぼちゃのあな」でスタジアムをトラッシュすることができるカード。ルギアは環境のシェア率が高いため、その分メタカードの頂の雪道やシンオウ神殿を使われることが多いです。特に頂の雪道に関しては、序盤に出されて剥がすことが出来ないとアッセンブルスターを封じられてお話にならないので、クイックボールやハイパーボールからスタジアムを剥がすことに繋がるので今回は採用しました。

 ・マナフィ 1枚
 特性「うみのヴェール」でベンチへの攻撃を防ぐことができ、環境でも見られる、アメイジングライコウ、カイオーガ(アクアストーム)レジエレキ(テラスパーク)を防ぐことができます。
 なおルギアミラーでは雑に出すとムーランドVのおかわりファングの格好の的になるので要注意です。

・カビゴン 1枚
 本デッキにおけるビックリドッキリメカ。
 特性とおせんぼで相手のポケモンを逃げれなくできたり、HP150、打点が150あり、ノーマルタイプなのでパワフル無色エネルギーの恩恵を受けることができます。
 特にロスト対面ではいい仕事をしてくれて、ムーランドVをロスト側が返しのターンで、ジガルデ、ザマゼンタ、かがやくリザードン等で倒して来ることが多く、その返しでカビゴンで倒しに行くことができて、特性で逃げる手段を止めることができます。
 ただデメリットもあり、技を打つと眠りになったり、逃げるエネルギーが4個あるのでスタートしたり雑に出すとしばられたりするので注意。

・グッズ
・クイックボール 4枚 ハイパーボール 4枚 
   しんかのおこう 4枚
 デッキを回すための大事なポケモンサーチカード。デッキの強みを最大限活かしたいため、全て4枚フル投入です。

・こだわりベルト 2枚
 打点を伸ばしてくれる良カード。主にルギアVSTARとかがやくリザードンに付けることが多くVSTARやVMAXを倒すのに重宝します。
本当は3枚採用したかったのですが枠の都合で2枚の採用です。

・ロストスイーパー 1枚
 ルギアデッキメタの対策カード。
頂の雪道、シンオウ神殿、ジュラルドンVMAXのビックパラソル等を最近ではよく見かけます。これらのカードを剥がさないとキツい場面が多くあるので今回は採用しました。2枚採用にするとより良かったかもしれません。

・スタジアム
・崩れたスタジアム 1枚
 バケッチャやロストスイーパーでもお話しましたが、ルギアメタで頂の雪道やシンオウ神殿を貼られる事が多く、剥がせないと試合がキツくなるのでスタジアムの現物を1枚採用。
 またレジバレットの対策やVポケモンをスタジアムの効果でトラッシュしサイドレースが不利になるのを防ぐことができるカードです。
今回は1枚の採用でしたが、2枚採用でも良かったです。

・サポート
・博士の研究 3枚
 序盤でアーケオスを落としながら最大値のドローができる超汎用カード。
 元々4枚採用していましたが他のサポートを増やしたかったため今回は3枚の採用。2枚採用で他の枠を増やすのもとても良いです。

・マリィ 2枚
 言わずと知れた強カード。
手札にエネルギーを多く抱えていたら山に戻すことが出来ますし、後攻1ターン目に雑に使ったら相手の手札をバグらせることができます。
相手に後1マリィをされたらお祈りしましょう。

・ボスの司令 2枚 セレナ 2枚
 相手のベンチを呼んでサイドレースを進めたりポケモンを縛ることができる汎用カード。
 特にセレナは序盤はアーケオスを落としながらドロー、後半は要らないカードをトラッシュして手札を良くしたり、山の圧縮に繋げることができるカードです。
 ボスの司令は非V対面で大事なカードになってくる為使うタイミングは気をつけなければいけません。

・とりつかい 1枚
 ルギアデッキはデッキの性質上入れ替え札を入れないことが多く、その性質が裏目に出てマヒにされてロックされたり、ポケモンを縛られることが多いです。特に京都CL前に行われた様々な大会ではフリーザーやゼクロムで麻痺してくる構築が多々見受けられました。
 また今回はカビゴンという特殊なカードを採用しており技を打った後にねむりで起きなかった場合の保険としても活用できるため採用することにしました。

・ツツジ 1枚
 ここ最近のルギアではツツジを採用されている構築が少しづつ増えてきていて、終盤でまくる性能が非常に高く、ツツジを使って止めてそのまま勝ちに繋がることもあります。
 またロストにはムーランドVを出しながらツツジを使って止まることをお祈りしながら一気にまくる手段も取れるため今回は1枚の採用。

・エネルギー
・パワフル無色エネルギー 4
ルギアVSTAR ムーランドV アーケオスなど、ノーマルタイプの技の打点伸ばすことが可能なエネルギーでめちゃくちゃ重宝します。減らす理由もないのでしっかり4枚採用


・オーロラエネルギー 4
イベルタル かがやくリザードン ネオラントVの技を使うのに必要な色エネ。こちらも減らす理由は特にないので4枚の採用です。

・キャプチャーエネルギー 3枚
1ターン目のルギアV、中盤ではアタッカーを展開する大事なカード。
 特にこのデッキは1ターン目にルギアVを置けないとお話にならないので元々2枚採用だったのを3枚に増やしました。

・ハイド悪エネルギー 1
 有色エネルギーの5枚目&あくタイプにつけると逃げるエネルギーが無くなるお得なカード。
 有色エネルギーの枠はヒート炎エネルギーやウォッシュ水エネルギーでも良いかもしれません。

・Vガードエネルギー 1
 ルギアミラーやミュウVMAXにいい仕事をしてくれるエネルギーで、ルギアVSTARに付けると実質HPが310になりミラーのルギアVSTARやミュウミュウVMAXにワンパンがされにくくなります。
 他にも小技的な付け方がありますが、ロスト対面やレジバレットにはほとんど使わないカードなので他のエネルギーに変更することも視野に入れていました。

・ダブルターボエネルギー 1
 付けるとダメージが-20されるものの、1枚でエネルギー2個分の役割をしてくれて、ルギアデッキのアタッカーの大半がエネルギー要求が高いので1枚でエネルギー2個分を満たせるカードです。
 逃げるエネルギーにも使うことでできるので本当は2枚採用がベストでしたが前日にキャプチャーの3枚目に変更になりました。

・ツインエネルギー 1
 ダブルターボと役割ほぼ同じですが非Vに付けるとエネルギー2個分になりダメージも下がらなく、自分のデッキでは非Vのアタッカーを増やし、ツインエネルギーでできる役割が大きいと感じ、今回は採用しました。

・当日のマッチアップ

マッチアップと内容については思い出せる範囲で書いていますので、内容がごちゃごちゃしてるかもしれませんがご了承ください。

1試合目 ドガスダイケンキ ○ 6-4 先
 自分はリザードン、相手はドガースがスタート。アーケオスを落としてクイボでルギアを準備。手札にはサポートが無くクイボの2枚目があり、次の相手のターンは特性が止められる可能性が高いと思い、先にネオラントを持ってきてルミナスサインで博士の研究をらサーチして、手札にダブルターボを持っていたのでリザードンに貼ってターン終了。
2ターン目は博士を使ってドローするが、相手のバトル場にはガラルマタドガスがおり、アッセンブルスターを使うことができず、オーロラエネルギーをリザードンに付けてターンを終了。
3ターン目のトップで奇跡のツインエネルギーをドローしてリザードンに手張り、前の番にマリィを引いていたので、使用してガラルマタドガスを突破。
そのまま順当にターンが進んで最終ターンの1つ前で自分のターンで、相手の場にアタッカーがバトル場のダイケンキVSTAR、あとはベンチにクイシュインテ、ジメレオン、ドガース、かがやくオオニューラだったので決めるならここだと思い、イベルタルを準備してツツジ。アメイジングデスを使ってターンを帰ってくることをお祈り。
 相手はツツジでバグってターンが帰ってきて自分が残りサイド残り1だったのでアメイジングデス決めて勝利。
 正直スタートでドガースが見えて内心焦りまくりでしたが引きが本当に冴えてました…


2試合目 ルギア ○ 6-4 後
 スタートはムーランド。サイドチェック中にエネルギーが4枚、そのうちオーロラが2枚サイドに落ちて居ることを確認に若干厳しい雰囲気。相手はあまり手札が良くないのか、先2のタイミングでアーケオス1枚のアッセンブル。自分はなんとかアーケオスを2枚準備できてそのまま試合が進む。
 最終ターンの1つ前のターンで相手のバトル場にノコッチ、ベンチにアーケオスとルギアV。
自分は前の番に置いていたルギアVをVSTARにして手札からネオラントでボスを持ってき、てルギアVを倒し、残りサイドが1枚。
 その時は相手のトラッシュにベルトが2枚とパワフルが2枚落ちていたのが見え、残りの時間が3分ほどだったので焦ってしまい、サイドを進めるためにルギアを呼んで倒しましたが、後で考えたらルギアにエネは1枚だけでアーケオスを倒したら動くことはほぼ無かったと思うので落ち着いてアーケオスを倒すのがよかったのかなと思いました。アーケオスにパワフル2枚+こだわりベルト+ボスorセレナでネオラントVが倒されていた場合、負けになっていたのでここは本当に反省です…


3試合目 アルセウスジュラルドン × 0-6 先
「今日は幸先がいい!」と思ってた矢先、マリガン2回をぶちかましネオラントVでスタート。手札はマリィ、とりつかい、セレナ、アーケオス3枚、トップでしんかのおこうドローで破産。先行2ターン目ルギア1体をやっと置くことが出来たましたが普通にルギアを取られそのまま負けました。
そりゃ負けるよバカタレが!!!!!!!!!何やってんだ!!!!!!!!!!!!!!!
「まぁ不利対面だし仕方なかったか」、と割り切りの精神で乗り越えました……


4試合目 ルギア ○ 6-4 先
 スタートはムーランドでしたが1ターン目でルギアVを置けて先行2ターン目でアーケオスが2体を用意できてしっかりデッキが回ってくれたのでなんとか勝利。
ムーランドスタートだけ微妙でしたが、ルギアミラーの先行で有利な状況を維持できたので大満足でした。


5試合目 ロストバレット ○ 6-4 後
 スタートはルギア。アーケオスを2体準備できて順調に試合が進み後2か後3で盤面を整えに行きたく、ロスト対面だったのでとおせんぼカビゴンを準備。(ここ重要)
 3ターン目までにトラッシュとロストに水、鋼、雷エネルギーが見えて、凡そカイオーガ+ザマゼンタ+ライコウVorアメイジングライコウのロストだなと思いながら試合を進めて、ルギアVSTARで技を使うターンでマリィを使いたかったが使うことができず、次の相手ターンにライコウVに手張り+キバナ+空の封印石を決められ相手が残りサイド3枚に。
 次のターンでライコウVをリザードンで倒して返し、相手が次のターンで致命的なミスを… 
 バトル場に風船付きのキュワワー、ベンチにヤミラミを準備していたので、ロストマインだなと思っていた矢先、キュワワーを逃がす前にボスを打たれてカビゴンを呼び出される。相手はカビゴンの特性を忘れていたらしく、キュワワーがバトル場から離れることが出来ない状態になってターンを返すしかなくなってしまう。これはラッキーを拾った。ただ自分も残りのエネルギーが厳しくカビゴンにダブル+ツインを貼って、技を使うか逃がしてリザードンで殴るかを考え、逃げたカビゴンが次に縛られた場合、エネルギー枚数の関係上、勝つことが難しい状態になるのでたおれこむでサイドを取り、残りサイドが2枚に。ポケモンチェックで眠りは回復せずターンを返し、次の相手のターンでロストマインを打たれターンが帰ってきて運命のポケモンチェック。緊張しすぎてコインを2回床に落としてさすがにヤバいと思い「なんとかなれ!」と心で叫んでコイントス。表が出てカビゴンが起きることに成功。そのままムーランドVにパワフル2枚と適当なエネルギーを付けておかわりファングでサイド2枚を取りきって勝利。めちゃくちゃ対面がキツかったけど、相手のミスに拾われました…


6試合目 アルセウスジュラルドン × 2-6 後
 対戦前にマリガンを貰い、鋼と闘エネ、ビックパラソルが見えたので99%ジュラルドンだと予想。きついなーと思いながら試合はルギアでスタート。相手はアルセウスでスタートしてジュラルドンを出してアルセウスにダブルターボ貼ってターン終了。ターンが来て手札にマリィがあったので準備を進めてマリィ、かぜよみをしてお祈りのターン終了。
 いざ相手のターンになるとアルセウスVSTARに進化、スターバースからエネルギーとマスタード。マスタードはばっちり決められ効果でジュラルドンVMAXを準備されドローからもジュラルドンVMAXを引かれ2体体制になりめちゃくちゃきつい状態に。
 アルセウスVSTARを倒すが、ジュラルドン2体ともにパラソルを貼られていたため100%返すことができずそのまま負け。
 ジュラルドンのケアを怠っていた自分が悪いので反省です…


7試合目 レジバレット × 4-6 先
 ルギアでスタート。サイドチェックでざっくり確認してバケッチャがサイドにいってる事が判明。レジ対面は大体雪道を貼られるのでバケッチャ落ちるのはまずいと思いながらルギアにで貼りしてターン終了。
 案の定、次の相手のターンで博士の研究から雪道を貼られてめちゃくちゃきつい状態に。
ドローソースを使ってスタジアムとロストスイーパーを探しにいくが結果2ターン止まってしまい、その間にルギア1体目を倒さてその後になんとか雪道を剥がすことが出来ましたがサイド差も2枚着いていたので、逆転するプランもほぼほぼ無くなり試合は負けました。


・最後に

 ここまで読んでいただいて本当にありがとうございました。
 2023シーズンのチャンピオンズリーグは横浜に続き出場出来ていて本当に運が良かったなと感じています。正直、前回のCL横浜よりも勝ち上がっていける自信はなく、当日も0-3するんじゃないかと不安でお腹がめちゃくちゃ痛かったです笑 
 結果としては4-3で終わり、あと1勝でプロモのバクフーンに届いたのになぁとめちゃくちゃ悔しい思いです。ただ大型大会でポケカをできる事や、大会までの練習に熱中している時間は楽しかったですし、よりポケカを好きになれたと思います。
練習に付き合ってくれた方、対戦してくださった方、運営の方々、本当にありがとうございました!!




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