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大好きだよ

これはお盆前のメモ。

今日は忘れたくない夢を見たので1年ぶりに投稿したいと思います。

夢のお話をする前に…
私は9年前に伯父(以下:おじちゃん)を自殺で亡くした。
最近は、その事がとても辛かった。
でも、誰にも相談できず泣いたり、うまく言葉にできないような気持ちでいた。

そして昨日、母と昔撮ったビデオを見た。
その中には、おじちゃんが蘭丸(おばあちゃん家の犬)を飼ったばかりのビデオもあった。
そのビデオを見たせいか、夢におじちゃんが出て来てくれた。

夢の中では、おじちゃんはやっぱり亡くなっていたけど、姿も見えて話もできた。
でもそれは、私だけ。
一緒にいたおばあちゃんも、後から来たお母さんも姿も見えず、声も聞こえていない。

だから私はおじちゃんと話した内容を伝えた。

いろんなことを話したはずなのに、目が覚める直前の会話しか覚えていない。

蘭丸は最近お手とかおすわりをあまりしてくれなくなった。
おじいちゃんになったからなのかな。

夢の中でも蘭丸はお手とかしてくれなくて、私はおじちゃんに「おじちゃんが居なくなっちゃってから、おばあちゃんは蘭に甘いんだよ。だからお手とかあんまりしなくなったの。」って伝えた。
そしたらおじちゃんは「大丈夫だよ。いつもそばにいるからね。」って言ってくれた。
それが嬉しくて、悲しくておばあちゃんとお母さんに伝えながら泣いた。
そこで目が覚めた。
お母さんにその話をした。

その後1人で少しだけ泣いた。
今回は嬉しくて、なんだか安心して涙が出た。

亡くなって、もう9年も経つのにやっぱり忘れることはなくて悲しくなる日もある。

まだどこかで生きているんじゃないかと思う時もある。

私は亡くした日を忘れない。
やっぱり永遠なんてないんだって、当たり前な事なのに絶望した。

人生で1番つらい日だった。

遺品整理をした時だって、私が小さい時に渡した絵も細々したものも全部箱に取ってくれていた。

カメラにはブレブレで誰も写っていない写真も全部残っていた。消してもいいのに消さなかった。
でもその写真が残っていなかったら、私はカメラに写らないように逃げて遊んでいたのを思い出さなかった。

こんなに愛されていると思ったことはないよ。
今でもずっと大好きだよ。

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