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こわれたタワレコ、こんぶのぶんこ

限界がきて壊れると、それからは限界を前に耐え切れなくなるけれど、それくらいがちょうどいいのかもしれない。
でも、壊れるときにどうしても大切なものを落っことしちゃう。元通りには、なれない。

砂時計なのに、砂がどこからともなく落ちてくる。気づけばガラスは満たされる。

砂が身動きをとるのには、ガラスを割るしかないでしょう。

決められた時間しか計れなくとも、その中でサラサラと流れ落ちる一粒でいられたら良かったのにな。

身動き取れない今となっては、ガラスを割るのも到底無理なことでしょう。

ただ、ただ普通に、あのひと時を刻みたかっただけなのに。

誰かに拾い上げらるのが怖いのは、気づかれると思うから?
どうにもならない欠陥に。

外側は同じなのに。時間を計れない砂時計。

落として割れたら楽なのか。

いつまでも止まったままの砂時計。

ストップウォッチの0.01秒。すぎる速さに驚いたのは気のせいだったのでしょうか。

もう分からないから、おから。
それもきれいだよと、ヨット。
いつか笑い合えるよね、Lよね Mよ。
一緒がいいな、いいいいいっい、いなりずし。