声
文章を読んでいると、そこに相手がいておしゃべりしているような気がした。
他愛のない会話ができるって幸せなことだよなあと思いながら、他愛のない会話をするように文章を書きたいと思う。
最近、自分の内側のものをとりあえず外に出さない日々を送っていたので、なんかバランスが悪かった。便秘だな。
自分を出さないことは楽なようで、長期的に見ると割と大きなダメージなんだなと思う。
ため込むと腐っちゃう。
かといって、急に書こうと思っても書けない。
リハビリから。
最近、立て続けに自動車事故の現場を目撃した。
幸い、どの事故も大きな怪我なんかはなかったようだった。
最近、夢を見る日が続いた。
結構、鮮明に記憶に残っていて、起きた後しばらく思い出していた。
今、目線の先にはポトスという植物。
白い‘ふ’の部分があるのが特徴的。
そこには葉緑体がいないんだよなと思いながら、もう二度と同じ景色を見ることができない万華鏡を惜しみながらのぞくように夢中になった顕微鏡の筒の向こうの景色を思い出す。
透き通った世界。
ちらりとマリモがこっちを見た。
今、変換して気づいたけれどマリモって毬藻なんですね。
「マリオ」並にしっくりくるお名前なので気づきませんでした。
毬のような形の藻。
マ↓リ↓モ↓っていうよりはマ↓リ↑モ↓だな。
別に書きたいことがあって書き始めたわけじゃないから締まらない。
最近、他力本願が過ぎるなあと思う。
小さくてもいいから自分の力で、自分のために、自分を生きられるといいな。
顕微鏡をのぞくような気持ちで同じような毎日の違いを、発見を楽しみたい。
それで他愛のない会話をできたら、時々議論ができたら。
まぁ、締まらない。
おしまい。