晴 時々雨

勘違いは、しばしば居心地がいい。
と、この前いった。

勘違いは、ときどき辛い。

勘違いと分かりつつも抜けられない時がある。
私の場合、それは親から、他の人から愛されない、愛されてはいけないという思い込み。

頭では理解できる。

愛されたいし、愛されてもいいとは分かる。
でも、勘違いに足を取られる。
完全に抜け出せない。

普通に育てられたし、むしろ恵まれてた環境で生きてきたはずなのになあ。
私は、面倒くさい人に育った。

勘違いだと言われるよりも、愛していますと言われたい。
愛されちゃいけないと思っているのにね、面倒くさい。

仲良くしてくれる人がいると、自分はこんなに酷い人です、ダメな人です、仲良くしない方がいいです、みたいなことを説明してしまう。

愛してほしいのに、勘違いが邪魔をする。
愛されない、愛されてはいけない。

勘違いさん、あなたは、どこからやってきましたか?

本を読むと、生育歴、家庭環境などに原因があると。私はうまく原因がつかめない。何かのせいにしたくてもできなかった。
残念。自分のせいだ。

勘違いだと、言い聞かせて生活する。
それで、そこそこ普通な顔して生きていけている。平気だ。

勘違いは、ときどき辛い。