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12/24の夜に サンタになれない

夜更かしや、お酒、それに充てるだけの時間、色んなことが揃って、我慢していることが無視できなくなったかな。

我慢していても、いつかはどうせ壊れるから我慢せずに書いてしまおう。

『死にたいあなたと生きていたい』
というタイトルのnoteを書いたことがある。
私の本音だ。
ただ具体性に欠ける。

伝えたいのは具体ではなかったし、あの文章はあれでいい。抽象ゆえに成り立つ文章だろう。

具体を書くのは良くないと思った。マトモなふりをするために。でも、もうマトモじゃないのは、ばれているような気がするし、今日は“生きていたい”を具体的に書きたい。

マトモなふりをし続けるなら書いてはいけないことだと思う。ここでは、もういいよね。

“生きていたい”とは具体的には、私が我慢するようになったこと、出来なくなったことを代わりに、そのまま続けてほしくて、そのそばにいたい、ということだと思う。

私には、もうできないから、一緒にいてほしい。

薬をたくさん飲む?
自分に切れ目を入れる?
死ぬことを真剣に考える?
自分が辛いのを誰かのせいにする?
潰れるぐらい抱きしめる?

我慢しているうちに、やり方を忘れてしまった。やりたいと思ってもできなくなってしまった。

良かったなんて言わないでね。

自分1人でしてたら良かったのに。
人がしているのを、そばで感じていたいと思うんだ。

我慢せずに1人でやってしまえた時の方が、よっぽどマトモだったろうに。

自分でもどうしていいか分からない。
そう思うことから逃げられない。
逃げても追いかけてくる。

「自分には意味や価値がない」「自分は意味や価値のないことをやってきた」と、自分を否定することが私を軽くしてくれる。
幸せになりたいだけなのに、おかしいなあ。
流れるプールを逆行する。

いかに自分の人生がどん底か、ってことを呟いている人がいて、自分と似ているなあと思った。
きっと、その人も少しだけ軽くなれるのかな、と勝手な想像を膨らませる。

マトモだ、普通だ、と肯定されるほど、「そんなことない」という声が耳の中で大きくなる。
変だとか、変わってるという言葉の方が耳に馴染む。

比喩ではなくて、人の傷口をじっと眺めていたいと思う。自分でもおかしいと思う。我慢する。

マトモなふりして我慢する。

そういう足枷と生きていく。
外すための鍵は自分で持っているけど、飲み込んでしまったから。わざとね。

これ以上、楽になったら戻ってこれなくなりそうで怖いんだ。昔の自分を見捨ててしまうのは怖い。
鍵を開けずに、鍵を飲み込んだから、今も生きたいと思えるのかもしれない。

今日は、クリスマスイヴなのに、こんなことしか言えない。

私は、死にたいあなたと生きていたい。

#12月24日の夜に


https://note.mu/mokuyou/n/nd34d3af7e478