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マンキュー入門経済学(第3版)|N・グレゴリー・マンキュー

学生への序文
謝辞

第I部 イントロダクション
第1章 経済学の十大原理
①人々はどのように意思決定するか
第1原理:人々はトレードオフ(相反する関係)に直面している
第2原理:あるものの費用は、それを得るために放棄したものの価値である
第3原理:合理的な人々は限界原理に基づいて考える
第4原理:人々はさまざまなインセンティブ(誘因)に反応する
②人々はどのように影響しあうのか
第5原理:交易(取引はすべての人々をより豊かにする
第6原理:通常、市場は経済活動を組織する良策である
【コラム】アダム・スミスと見えざる手
【ケース・スタディ】アダム・スミスはウーバーを好きだっただろう
第7原理:政府が市場のもたらす成果を改善できることもある
③経済は全体としてどのように動いているか
第8原理:一国の生活水準は、財・サービスの生産能力に依存している
第9原理:政府が紙幣を印刷しすぎると、物価が上昇する
第10原理:社会は、インフレと失業の短期的トレードオフに直面している
④結論
要約
確認問題
応用問題

第2章 経済学者らしく考える
①科学者としての経済学者
科学的方法:観察、理論、そしてまた観察
仮定の役割
第1のモデル:フロー循環図
第2のモデル:生産可能性フロンティア
ミクロ経済学とマクロ経済学
②政策アドバイザーとしての経済学者
実証的分析と規範的分析
ワシントンの経済学者やエコノミストたち
経済学者のアドバイスが必ずしも聞き入れられないのはなぜか
③なぜ経済学者の意見は一致しないのか
科学的判断における相違
認識と現実
④やってみよう
要約
確認間顋
応用問顋
補論 グラフの用法:概観
単一変数のグラフ
2変数のグラフ
座標系のなかの曲線
傾き
因果関係

第3章 相互依存と交易(貿易)からの利益
①現代経済の寓話
生産可能性
特化と交易
②比較優位:特化をもたらす力
機会費用と比較優位
比較優位と交易
取引(交易)の值段
【コラム】アダム・スミスとデービッド・リカードの遺産
③比較優位の応用例
セリーナ・ウィリアムズは庭の芝刈りを自分ですべきか
アメリカは他の国々と貿易すべきか
【専門家にさく】中国とアメリカの賞易
④結論
要約
確認問題
復習問題
応用問題

第I部 ミクロ経済学
第4章 市場における需要と供給の作用
①市場と競争
市場とは何か
競争とは何か
②需要
需要曲線:価格と需要量との関係
市場の需要と個人の需要
需要曲線のシフト
【ケース・スタディ】たばこの需要量を減らす二つの方法
③供給
供給曲線:価格と供給量との関係
市場の供給と個人の供給
供給曲線のシフト
④帚要と供給を組み合わせる
均衡
均衛の変化を分析する3段階アプローチ
⑤結論:価格はどのようにして資源を配分するか
要約
確認問題
復習問題
応用問題

第5章 需要供給.および政府の政策
①価格規制
価格の上限は市場の成果にどのような影響を及ぼすか
【ケース・スタディ】ガソリン・スタンドの行列
【ケース・スタディ】短期と長期における家賃規制
【専門家にさく】家賃規制
価格の下限は市場の成果にどのような影響を及ぼすか
【ケース・スタディ】最低賃金
【専門家にきく】 最低賃金
価格規制の評価
②税金
売り手に対する課税は市場の成果にどのような影響を及ぼすか
買い手に対する課税は市場の成果にどのような影響を及ぼすか
【ケース・スタディ】議会は給与税の負担を割り振れるか
弾力性と税の帰着
【ケース・スタディ】奢修税を支払うのは誰か
③結論
要約
確認問題
復習問題
応用問題
第5章 付論 弾力性
①需要の弾力性
需要の価格弾力性とその決定要因
需要の価格弾力性の計算
中間点の方法:変化率と弾力性のよりすぐれた計算方法
さまざまな需要曲線
②供給の弾力性
【コラム】現実世界での弾力性の実例
供給の価格弾力性の計算
さまざまな供給曲線

第6章 消費者,生產者,市場の効率性
①消費者余剰
支払許容額
需要曲線を用いた消費者余剰の測定
価格の下落はどのように消費者余剰を増加させるか
消費者余剰は何を測っているか
②生産者余剰
費用と受取許容額
供給曲線を用いた生産者余剰の測定
価格の上昇はどのように生産者余剰を増加させるか
③市場の効率性
博愛的統治者
市場均衡の評価
【ケース・スタディ】臓器市場は存在すべさか
④結論:市場の効率性と市場の失敗
【専門家にさく】腎臓の供給
要約
確認問題
復習問顋
応用問題

第6章 付論 税と効率・公平
①税と効率
死荷重
【ケース・スタディ】所得と消費のどちらに課税すべきか
管理負担
限界税率と平均税率
一括税
②税と公平
応益原則
応能原則
【ケース・スタディ】税の負担はどのように分担されるのか
税の帰着と税の公平
【ケース・スタディ】法人税を支払うのは誰か
③結論:効率と公平のトレードオフ

第7章 外部性
①外部性と市場の非効率性
厚生経済学:要約
負の外部性
正の外部性
【ケース・スタディ】技術の外部波及と産業政策および特許保護
②外部性に対する公共政策
指導・監督政策:規制
市場重視政策1:矯正税と補助
【ケース・スタディ】なぜガソリンには重税が課せられるのか
市場重視政策2:売買可能な排出権取引
【専門家にきく】炭素税
公害の経済分析への反論
③外部性に対する当事者間による解決法
当事者間による解決法のタイプ
コースの定理
なぜ当事者間による解決法は必ずしも機能しないのか
④結論
要約
確認問題
復習問題
応用問題

第III部 マクロ経済学
第8章 国民所得の測定
①経済の所得と支出
②国内総生産の測定
「一定期間において」の意味
「すべての」の意味
「財・サービスの」の意味
③GDPの構成要素
【コラム】他の所得の尺度
消耆
政府支出
純輸出
【ケース・スタディ】アメリカのGDPの構成要素
④実質GDPと名目GDP
数値例
GDPデフレーター
【ケース・スタディ】実質GDPの半世紀
⑤GDPは経済厚生のよい尺度か
【ケース・スタディ】GDPの国際的格差と生活の質
⑥結論
要約
確認問題
復習問題
応用問題

第9章 生計費の測定
①消費者物価指数
消費者物価指数(CPI)はどのように計算されるか
生計費測定の諸問題
「コラム」 CPIのバスケットの中身
GDPデフレーターとCPI
②インフレーションの影響に対する経済変数の補正
異なる時点の金額
【コラム】ハリウッド映画への指数の適用
【ケース・スタディ】生活費の地域格差
物価スライド制
実質利子率と名目利子率
【ケース・スタディ】アメリカ経済の利子率
③結論
要約
確認問題
応用問題

第10章 生産と成長
①世界の国々の経済成長
②生産性:その役割と決定要因
なぜ生産性はそれほど重要なのか
【コラム】あなたは最も金持ちのアメリカ人より金持ちだろうか
【コラム】写真には1000の統計の価値がある
生産性はどのように決定されるか
【コラム】 生産関数
【ケース・スタディ】天然資源は成長の限界となるか
③経済成長と公共政策
貯菑亡投資
限界生産力通滅とキャッチアップ効果
外国からの投資
教育
健康と栄養
所有権と政治的安定性
自由貿易
研究開発
【専門家にさく】イノベーションと成長
人口成長
④結論:長期的成長の重要性
要約
確認問題
復習問題
応用問題
第10章 付論 失業
①失業を識別する
失業はどのようにして測定されているか
【ケース・スタディ】アメリカ経済における男女の労働力率
失業率はわれわれの知りたいことを測定しているのか
失業者はどのくらい長く失業しているか
なぜ失業している人々がつねに存在するのか
【コラム】入職・離職者数
②職探し
なぜ摩擦的失業が避けられないのか
公共政策と職探し
失業保険

第11章 貯蓄、投資と金融システム
①アメリカ経済における金融機関
金融市場
金融仲介機関
【コラム】株式ウォッチャーにとっての重要な数値
②国民所得勘定における貯蓄と投資
いくつかの重要な恒等式
貯蓄と投資の意味
③貸付資金市場
貸付資金の需要と供給
政策1:貯蓄インセンティブ
政策2:投資インセンティブ
政策3:政府の財政赤字と財政黒字
【ケース・スタディ】アメリカにおける政府負債の歴史
【コラム】金融危機
④結論
要約
確認問題
復習問題
応用問題
第11章 付論1貨幣システム
①貨常の意味
貨幣の機能
貨幣の種類
②中央銀行
第11章 付論2 貨幣の需給とインフレーションの古典派理論
①貨幣の価値と金融政策
物価水準と貨幣の価値
貨幣需要,貨幣供給亡貨幣市場の均衡
貨幣注入の影審
調整過程の概路
②貨幣数量説
古典派の二分法亡貨幣の中立性
貨幣の流通速度亡(貨幣)数量方程式

第12章 総需要亡総供給
①経済変動に関する二つの重要な事実
事実1:経済変動は不規則で予測不可能である
事実3:産出量が減少すると失業が増加する
②短期の経済変動の説明
古典派経済学の諸仮定
短期的変動の現実
総需要亡総供給のモデル
③総需要曲線
なぜ総帯要曲線は右下がりなのか
なぜ総露要曲線はシフトするのか
④総供給曲線
なぜ総供給曲線は長期において重直なのか
なぜ長期の総供給曲線はシフトするのか
総霈要と総供給を利用して長期の成長とインフレーションを描写する
なぜ短期の総供給曲線は右上がりなのか
なぜ短期の総供給曲線はシフトするのか
⑤経済変動の二つの原因
需要曲線のシフトの影響
【コラム】貨幣の中立性をもう一度考える
【ケース・スタディ】二つの大きな総要曲線のシフト:大恐慌と第2次世界大戦
【ケース・スタディ】2008~2009年の大不況(Great Recession)
総供給曲線のシフトの影響
【コラム】総需要と供給のモデルの起源
【ケース・スタディ】石油と経済
⑥結論
要約
確認問題
応用問題

第13章 開放マクロ経済学:基本的概念
①財と資本の国際フロー
財のフロー:輸出、輸入、および純輸出
【ケース・スタディ】アメリカ経済の増大する開放度
金融資源のフロー:純資本流出
純輸出と純資本流出の均等
貯蓄、投資、およびこれらの国際的フローの関係
要約
【ケース・スタディ】アメリカの貿易赤字は国家的問題か
【專門家にさく】貿易収支と貿易交渉
②国際取引にとっての価格:実質為替相場と名目為替相場
名目為替相場
【コラム】ユーロ
実質為替相場
③為替相場決定の最初の理論:購買力平価
購買力平価の基本論理
購買力平価の意味合い
【ケース・スタディ】ハイパーインフレーション期における名目為替相場
購買力平価の限界
【ケース・スタディ】ハンバーガー基準
④結論
要約
確認問題
応用問題

訳者あとがき
用語解説
経済英語
索引
著者紹介
訳者紹介

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