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意思決定のための「分析の技術」|後 正武

まえがき

序章 分析とは何か

第1章 「大きさ」を考える
米国車はなぜ日本市場に入れないか
大きさの程度
八〇対二〇の法則
感度分析
総資源の配分を考える
クリティカル・マス

第2章 「分けて考える」
分けることの意義
市場を分けて考える
損益を考える
分けて考えるための基本原則
MECEに考える
足し算
引き算
掛け算
切り口の軸を明確にする
マネジメント・インプリケーションを考えて分ける
全体を把握して検討対象の位置づけを考える
多元の要素を考える
タテとヨコに分ける
多元要素の分析
(1)分野を絞り込み、そのなかで二元の要素を考える
(2)二元分析の上に三元目の指標を乗せる
(3)割り算をする
(4)多数の要素をより大きな二軸に集約して考える
(5)多元回帰などの数学的処理法を用いる

第3章 「比較して」考える
比較と選択の世界
比較のための基本姿勢
アップル・ツー・アップルを考える
事例の検討
比較のための枠組みを工夫する
説得のために比較を活用する
ギャップ分析
コストの比較
シェアの比較
ソフト要素の比較

第4章 「変化/時系列」を考える
自社の戦略を自覚する
インプリシット・ストラテジー
ミクロの分析
大きな流れ/変化を読む
韓国経済は、なぜ破綻したか
トレンドを見る期間と基点
トレンドを正しく見るための工夫季節変動の修正、移動平均
繰り返し現れる変化のパターンを読む
景気の循環について
企業内での同一ビヘイビアの繰り返し
変曲点に着目し、兆候を読み取る
「比較する」、「分けて考える」と併用して総合判断をする
悪化分析
他社比較と時系列分析の併用

第5章 「バラツキ」を考える
統計学の立場と経営の立場
二元のバラツキ
法則性を発見する
マネジメント・インプリケーションを読み取る
BDP ベスト・デモンストレイテッド・プラクティス
ウィル・ツー・マネージ
分けて管理する

第6章 「過程/プロセス」を考える日比谷公園の鳩
プロセスを追って因果律を考える
鳩を増やす方法を考える
あるOA機器の例
モノや作業の流れをとらえる
フローアウト・アナリシス(流れ分析)
スループット・タイムを考える 新製品開発の事例
漏れの過程を考える
シェアの漏れ分析
開発活動の漏れ分析
ビジネス・システムを考える
物流(ロジスティクス)の考え方として体系化
組織論とビジネス・システム
戦略とビジネス・システム
フィックス(Fix)
バランス(Balance)
リデザイン(Redesign)

第7章 「ツリー」で考える
ロジック・ツリー
イッシュー・ツリー
業務ツリー/テーマ・ツリー
職務の内容
テーマ・ツリー
デシジョン・ツリー
リスクの評価と選好曲線
時間軸の評価
複雑な選択肢の評価 モンテカルロ・シミュレーションとオプション理論

第8章 「不確定/あやふやなもの」を考える
経営の非科学的性質
不確定なものを判断するメカニズム
(1)信頼性のレベルによる情報の分類
(2)ロジックとフレームワークを活用する
(3)プロセスを活用する
(4)多数の知恵を結集する
デルファイ法の考え方の活用
(1)衆知の結集における会議/対面討論方式の問題点
(2)デルファイ法の方法論と改善のポイント
(3)デルファイ法の問題点と活用上の留意点

第9章 「人の行動/ソフトの要素」を考える
人の課題を考える分析の手法
枠組みの工夫
人の課題の全体像を理解するための枠組み
個別課題についての枠組みについて
事実を把握するための工夫
観察すること
記録をすること
調査をすること
実験をすること
あらゆる情報を動員する工夫
データや情報を効果的に用いる工夫
先人の知恵や諸学問分野の成果・学説等を活用する
問題解決のヒントを得る
分析のツール、枠組みとして活用する

終章 コンサルタント能力の全体像と分析の位置づけ

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