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2024年期2ブロ構築環境について所感

この記事では2ブロック構築のカードプールおよび各デッキの特性について考察、整理をしていく。
今年もデュエマ一筋で生きることはできなさそうなので、基本デュエマフェス、お祭りイベント(GPやCS)とエリア予選だけ出られたらいいな〜という気分で遊んでいきたいと思います。
中途半端なところで止まってるので色々教えてくれ、フォロワ〜!


①カードプールについて

(1)アビスレボリューション第一弾「双竜戦記」


2023年4月発売。時代はサガ全盛期


◇メクレイド登場弾。ORはゴルファンタジスタとボルシャックライダー。全体的にカードパワーは控えだが、処理が複雑なカードがいくつかあるため、自分が使わなくても挙動は覚えておこう。

◇メクレイド8サイクル(ガナテハやマルシドループなど)は王道編で強化はあまり期待できなさそうではある。アニーオマクアのような強力なシステムクリーチャーを採用する場合は早出し手段として検討すべきだろう。

◇アシスター〇〇、ドノラテップといったマナスキップできる一撃奪取サイクルの種族版もこの弾。

〜注目カード〜

初動の20倍ぐらいの値段になっててびっくりした

・ボンキゴマイム
必修科目。SAとマッハファイターが無効化され、踏み倒しに反応してドローがついてくる。競技シーンではターンプレイヤーの処理が終わるまでに何ドローできるか必ず数えておくのと、処理中にドローしないように気をつけたい。

マナが減らないマナ召喚持ち

・チアスカーレットアカネ
ジャイアントデッキの中核。マナからのジャイアント召喚効果とマッハファイター、アタックトリガーでのメクレイド8と効果が自己完結している上に、タイムラグなく条件5コストの革命チェンジが可能なため、一度の攻撃でかなりのアドバンテージを稼げる。

両面強いアーマード

・ファイン・撃・ピヨッチ / 「暴竜爵は不滅なり!」
現状のアーマードは環境外と言ってもいいが、王道2弾のORボルシャックが5コストであることから相性は非常に良い。今後に期待。
生物側も後述のシロフェシーやヴァルボルシャックとのチェンジが強力で、出してチェンジ、次ターン呪文側を唱えるなどの動きも可能。

パンプ効果も忘れてはいけない

・ボルシャックアークゼオス
上に同じく今後に期待。複数体連鎖して最後にアーマードファイアーバードを出すなどの面処理が強力。

フレーバー通り大体撃たれたら負けてる

・der'Zen Mondo / ♪必殺で つわものどもが 夢の跡
主に呪文側が使われる。5枚ドロー+引き切らなくてもLOケアが可能。撃たれたら大体負けと思っていい。
(水晶武装達成したローゼスイノベーションで撃つことはできないが、クリスタルドゥームで複数並べたリベルラで軽減して水1コストで撃ってくる。)
ジャイアント軸での採用実績もあり。超重竜ゴルファンタジスタとの相性は悪くない。

ほぼアース・ウィンド・アンド・バットです

・輝跡!シャイニングロードマンティス/輝跡の大地
ジャイアント版蒼龍の大地。後述の多色ゴルファンタジスタ二種は、盾のこれを期待してマナに埋めることがある。

カラクリバーシで唱えられる

・ゴルパガーニ-A7 / ダウンフォース・サーキュラー
主に呪文側が使われる。次ターンの初めまで、唱えた時点で場にいる自クリーチャーが場を離れなくなる。赤青マジックでこれを添えながら殴ってくる動きは非常に強力

神アートもいいけど通常もめっちゃ可愛いよね

・氷打の妖精/巨打設計図
デスマッチビートルと似ているがメクレイドに反応しない点には注意。主に革命チェンジで出てきた獣を狙いたいが、カクメイジン、デスロードあたりには負けてしまうのが玉に瑕。色さえ合えばカルマユキメでいいかも。

下側はあまり撃たないかな?

・星姫械 マリハダル / レプリカ・オークション
相手クリーチャーの登場を2体までに制限する2コスト。SA+革命チェンジやマッハファイター+革命チェンジ、あとはコンプレックスなどに刺さる。
盤面に与える影響が見えづらいため、存在感がないのが長所。

2ブロだとあまり見ないかも

・マジック・A・セミプーロ / ♪閑かさや とにかくブレイン 蝉ミンミン
生物側はSトリガー、ブロッカー、破壊時バウンス、呪文側はブレインストーム互換(正確にはドローが強制になっているので違うが)。
主に呪文側で使うが、生物側も攻撃制限がないのでカクメイジンに化けたりする。

ネオ・ブレインの完全上位互換

・極智呪文「ゼンブレイン」
Sトリガープラスサイクル。通常環境と同じく腐りにくいバリスパークとゼンブレインは採用しやすい。白青ゴスペルで主に唱えられる呪文は「ローゼス・イノベーション」「ブレイン・スラッシュ」「BFFモーメント」「Uta-Awase選手宣誓のスピーチ」あたりだろうか。

2個目の効果も無視できない

・グ:ルナグーシ
個人的に期待の一枚。王道1弾とスタートWINコロコロデッキに登場した「墓地に5枚以上ある時コストを❷支払って召喚してもよい」系のカードとの相性がよく、今後のプール次第で化ける可能性は捨てきれない。

(2)アビスレボリューション第二弾「忍邪乱舞」

超刺激パック改悪により悲しみを背負った思い出

◇「種族フレンドバースト」が登場。システムクリーチャーとフレンドバーストの組み合わせでアドバンテージを稼ぎやすく、特にヒメカットとヨービリン=リリンは記憶に新しいだろう。ORは聖カオスマントラ、邪闘シス。

◇超刺激パックの存在により、この弾のみでver分けが可能。(後述の竜極神爆照も同様)特にメクレイドを多用するデッキでは、山札が一周することは多々あるので、可能であれば分けておきたい。

◇前弾以上に全体的なカードパワーは低め。

〜注目カード〜

クラビアチューネです

・Kl’avia Tune
マジック、ゴスペルあたりに強い一枚。一番下の効果のおかげでヒメカットやコルフレなんかで雑に無視できなくなるのが強いと思った。ブレスラやマジックメクレイド8での早出しが決まれば強いが……。(後述の『我が名はツラトゥストラ!』もアリかも?)
黒緑ゼニスのようなデッキには全く刺さらないので注意。

・聖カオスマントラ
登場時およびアタック時全タップ(攻撃時にも使えることは覚えておこう。)。常在効果は強化版ガイアッシュ。
このクリーチャー同士でもニンジャチェンジできる。主にアーテルゴルギーニやドランゴルゲルスからチェンジすることが多いだろう。
ニンジャチェンジで出してもファイア2回攻撃付与したカクメイジンは起き上がるが、カオスマントラの常在効果のおかげでそれ以上殴れなくなる。

ポーズがかっこいい

・邪闘シス
アビスラッシュ、登場時マイナス無限、アタック時ダブルメクレイド5と隙がない。メクレイド5で自身は出せないが、デスロードの効果で踏み倒せる。
カードパワーは非常に高いので、今後の活躍に期待したい。

上7下3コスチャージャーサイクルと相性がいい

・幻想と伝承の決断
6コストで2回撃てるキューブ。Kl’avia Tune、首領竜ゴルファンタジスタを踏み倒す構築が入賞している。重量級が増えるほど評価は上がるので今後に期待枠。自分はガチャが下手くそなので苦手。

期待株

・太陽との邂逅
次弾に期待株その3。呪文の効果は即時解決されるが、このメクレイドで『暴竜爵は不滅なり!』を唱えた効果でクリーチャーを出したとしても、SAは付与される。


何もいうことがない

・歌舞音愛 ヒメカット / ♪蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひて
必修科目。赤青マジック初動枠。相手の2枚目以降のドローに反応してドロー。フレンドバーストでエレメント2面バウンス。
エレメント除去でタブラサチャンタラムを退かしたり、メタクリを雑に飛ばしたり……2コストで2面バウンスを実現できるため、マジック対面の地上戦では必ず想定・警戒すべきカード。

(3)アビスレボリューション第三弾「魔覇革命」

アフターサガ

◇もはや何も言うことはない現環境を定義する弾。ORはアビスベル=覇=ロード、芸魔王将カクメイジン。
 
◇各種族に革命チェンジ登場。5コストSRサイクルのカードパワーが非常に高く、どのカードも出てくる可能性があるなら覚えておきたい。

~注目カード~

終極宣言持ってない方

・銀河竜 ゴルファンタジスタ
ギャラクティカゴルファンタジスタと読む。ボンキゴ効果とバトル肩代わり能力を持っている。
ジャイアントの多面展開の中で、早期に(3~4tで)銀河竜と超重竜が並び立つ状況がかなり厄介であり、なるべく立たせないよう(アカネの的を作らないなど)立ち回りたい。

地味にスレイヤー

・セラフ・テンペストא
所謂置きドロー。放置したくないが、スレイヤー持ってる/殴ればカオスマントラになるしで見た目以上にドローできる。ペトローバ、94nm4などから踏み倒す先としても十分で、またコスト指定がないためヴェネラックやエルナドンナからチェンジすることもあるだろう。

2ブ回収 墓地リセ 3つ目言えよ!

・ア:エヌ:マクア
デスロードのたねポケモン。3つ目の効果を使うことはほぼなかったが、タブラサチャンタラムを処したい場面があるかもしれない。
アビスベルジャシン帝のアビスラッシュ付与から出す動きは悪くない。ジャガイストの効果と同様にデスロードにチェンジすることでアビスラッシュを帳消しにしたり、ゴスペル対面で墓地を洗うためだけに出したりなど。
オリジナル同様ボンキゴマイムや銀河竜ゴルファンタジスタは天敵。

必修科目

・アーテル・ゴルギーニ
やれることが非常に多く、もはや語るべきことはこのカードへのアクセス手段だろうか?
2ブロでは各種コンプレックス、メカに間違いなく入る一枚。
5メカはタンクリオL8、アシステストアルデッドなどの軽減を駆使しての着地、ペトローバや94nm4から踏み倒し、ドランゴルゲルスからc0br4をめくり着地するなどあらゆる方法での早出しが許容されている。
一度着地してしまえば退かすのは非常に困難であり、まるで往年の不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシーのようである。
パワー6000をマイナス効果で処せるのは邪闘シス、ドアノッカ=ノアドッカ/「…開けるか?」、ヨービリンリリン/「誰を呼びたい?」、絶望と反魂と滅殺の決断、そして本人である。

※魔覇革命、以降の弾についてはそのうち追記します。


②環境デッキに対する考えとして

この章では現状よく見かけるデッキタイプについて、独断と偏見を交えた考察・説明を置く。

(1)赤青マジックという最高速アグロについて

赤青マジックはオリジナルから欠損しているパーツが非常に少なく、キルターン自体は3~4tから変動していない。単騎連射マグナム、ファイナル・ストップ、灼熱の演奏テスタ・ロッサを失った代わりにダウンフォースサーキュラーや2コストのマジックを12体採用するなどしている。決断二種はもちろんフルで入っているし。

だが、直近の2ブロにおける入賞率の低さは目につく。

どうしても超えられないデッキがある。白青ゴスペルはもちろん、白黒メカも青黒コンプレックスも硬く、やはりファイスト単騎を添えて走れないというのは大きそうだ…というのが自分の所感である。
黒緑ゼニスを使っていてボコボコにされたけど、赤青マジックは握らないと思います。

(2)白黒メカというメタビートについて

筆者としては、メカという種族をゴッドオブアビス一弾から着目していた。
シェケダンドメチアーレやドランゴルギーニを使った劣化鬼羅starのようなうだつの上がらないテーマデッキだった頃から、94nm4を得てカオスマントラを得て、おおようやく形になってきたなと思えばセラフテンペストを得てアーテルゴルギーニを得て…と徐々にやれるようになってきた現状を嬉しく思っている。そして2ブロにおいてはオリジナルとほぼ同等の構築で戦えることもあってか、現状のtierの最上位に君臨している。
白黒メカについては、自分としては握りたい情報しかない。
横並びで打点を積み上げるのが得意であり、環境に5000VTが存在しないので詰めも得意、こう着状態はコンプレックスがなんとかしてくれる、早期にメタクリやブロッカーを複数並べることでマジックも容易に止められる。
しかしゼニス・ゴスペル対面には不安が残る。純粋なリソース勝負になった時やベートーベンによる蓋、また白青の逆アポロめいた硬い盾を容易に突破できるものか…など。
仲間内での調整の中で最適解を探していきたいと思う。

(3)白青ゴスペルというコンボデッキについて

白青ゴスペルは2ブロならではのデッキである。
オリジナルでは許してもらえないであろう下準備と無限ターン。そして水晶マナ基板の用意。偽りの名リベルラなどはその最たるものだろう。デッキの半分がsトリガーのような構築も珍しくない。
赤青マジックや白黒メカなどの純粋なビートダウンによる勝利を目指すデッキ相手にはめっぽう強い。
ただし特定のメタカードに弱い点とゴスペルをハンデスされた場合の復帰手段が乏しい点、無限ターンを取れないと試合時間が長引くため連戦に向かないという点が挙げられる。空中戦を積極的に仕掛けるデッキが現れた時、相当苦労することになる。
また、現状白青ゴスペルを咎められるメタカードにはクラビアチューネが挙げられる(ゴスペル側に除去手段が乏しく、すべての呪文が8コストになるため)が、次弾以降でローゼスイノベーションを咎められるカードが出てくるとかなり厳しいことになるだろう。
黒緑ゼニス対面においてはサスペンスが飛んでこないことを祈るしかない。

(4)緑+◯ゼニスというランプデッキについて

現状、自分はこれが最適解だと思っている。
デスベルクリスタル下においてゼニスはタブラサチャンタラム抜きでの水晶武装の達成手段に長けており、「この私のために華を咲かせるのだ!」等の2コスト水晶マナ生成手段→シャングリラ・クリスタル→ワスプメリサなどVRアンノウンサイクルによって4ー5t目には水晶武装4を達成できる。
また、タブラサチャンタラム下ではシャングリラクリスタルが欠損していても華咲やカナザーなどを経由することで5目には水晶マナ4+1色マナでゼニスにアクセスできるため、メタクリを貼って1t遅れても5t目にはベートーベンを期待することができる。
反面、1・2t目は必ず色マナを用意する必要があるし、サスペンスが立ったところで盾がなければ逆転も難しい。その局面にあったゼニスを引き込めるとは限らないので、潤滑油になるカードを積みたい。
ヒメカット・ボンキゴマイムの存在が大きく、ベートーベンだけで蓋できない場面がどうしてもあるため、赤青マジックは天敵である。
他対面にも決め手にかける場面はあるが、ゼニス一枚で数ターン取れる対面もあるため、構築を考えていきたいデッキである。

(5)202405時点でのメタゲームとは?

現状では
赤青マジック>>黒緑ゼニス≧白青ゴスペル>メカ≧青緑ジャイアント≧赤青マジック
のような構図と思っている。

2ブロ触りたてで偉そうに記事書いてすいません;;
そのうち加筆します

③カイザーオブハイパードラゴンについて

今の所判明しているのは『集結!夜の四天王‼︎』

癖の話かな?

超化獣もしくはブロッカーを山上4枚からサーチできる。2ブロで真っ先に思いつくのはゴスペルだが、ゴスペルとリベルラしか対象がいないので白青ゴスペルに入れるには微妙寄り。

終炎の竜皇 ボルシャックハイパードラゴン
5コスト 
超化獣をSA化?攻撃時に手札か山札から踏み倒し?
OVERハイパー化で味方が殴るたびにアンタップ?
みたいなテキストが見える。
OVERハイパー化は横並びしやすいアーマードなら比較的達成しやすいし、最速3tで達成できる…が
打点については現状のアークゼオス+太陽との邂逅でカバーできるし、欲しいのは詰める性能(キャンベロとかアルモモみたいな…)なんだよね

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