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国際ロマンス詐欺に遭った話⑤

誰も私を大事にしてくれない、私を愛してくれる人はいないと思っていた時にかけられる優しい言葉は、いつしかメール見る存在から携帯見たらラインが入ってて、いなくてはならない存在になりつつあった。
会ったことないのにね。
心の隙間を突かれた感じ。
生活のこと、今までの自分の人生のこと、仕事のこと、家族のこと。
他人だから、どうせ知らない人だからと話すことも多くなり、逆に赤の他人で合わない人だから自分の素直な気持ちをメールで吐き出せたのかもしれない。
その自分に対して否定せず、同意しながら寄り添ってくれる言葉の文章にかなりの信頼を置くようになった。

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