退屈につける薬

とても暇なことに気づいてしまった。諸事情が重なりあまり、家をあけられない状況なのだが。それにしたって、エネルギーがこごってしまう感じ。
やっていきたい事と、多少のすべき事はあるのだけれど、どうにも自己コントロールがうまくいかない。

退屈とは、自由だ。
自由とは、怠惰との戦いだ。

フリーランスでライターをしている人に、オンとオフの切り替えについて聞いた。
「ムリムリムリ。つけられてないよ」
即答でした。

「しいていうなら、パソコンや機材が置いてある自室にはいったらオンかな」
スイッチって、とても大切。

たまにきく、やる気スイッチのようなものの存在って大切。

ですが、脳の特性的にやる気スイッチなど存在しないことが立証されています。
では、オンとオフの切り替えをしているといったライターのスイッチは、本当はないのか?

これをしたら、アレをする。
そういう関連づけを強化することが、スイッチみたいなものになったりはします。

習性を利用するわけです。
トイレに入って、アレヤコレヤ動作に迷いますか?歯ブラシをもっても、すっと動作がすすむ。

そういうスマホをさわったら、ついついTwitterを起動してしまう人はいませんか。私だ。

そういう習性を、築いていくのです。
そして、環境を整える。
作業効率が悪いのは、実は座り心地の悪い椅子に座っているせいかもしれない。パソコンを起動するのを、めんどくさがっているかもしれない。ネットサーフィンしてしまうなら、開けにくいように何回かクリックしないと開かないようなフォルダにつっこんで遠ざけてもいい。

だらんとしている自分に気づいたら、何故なのかを分析すること。

あー。ケツ痛てーと、おもったらクッション買う。眠いなら、15分だけ寝る。やる気がどうしても起こらない挙句に、どよんときてきたら、血液循環が悪くなっているかもしれないから、走ってくるとか。心は体にひきずられる。体は心にひきずられる。
心か、体。どちらかを満たせば、片側もひきずられていい方向へ転がったりします。

退屈ってみんな何してる?
暇だから働く人の気持ちが理解できないレベルでニート気質な私ですが、やりたい事だけは本当に多岐にわたって一丁前にある。

イベントの企画したい(あくまでも個人規模のもの)。
英語と、多少のネットの知識を得て自分の故郷はいいところなんだって伝えるサイトを作りたい。
そのサイトは、日本だけじゃなく世界に発信したいから英語の勉強もはじめて、サイトにあげる動画コンテンツも作り込まなけりゃ。
自分のブログもちゃんと書いていきたい。
そのブログで不労所得を稼ぎたい。

やりたい事がこんなにいっぱいあって、それでも私は退屈に身を捩らせているし、ニート気質は否めないのでここぞとばかりに本を読んで惰眠を貪ったりしている大馬鹿野郎です。

退屈なんぞを燃やしてしまえる心の火種を大きくする術を、しっかりと確立しなければならないことは理解しているつもり。それでも、退屈は魅力的。

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ちょっくら、手術することになりました。